「どうなるか」ではなく「どうしたいか」で考える

 先日は「もっと勉強したい!」「自分をアップデートしよう!」という思いに駆られて書店に行き、両手で抱えるほど本を買い込みました。

 そのときに買った『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』(山口周/ダイヤモンド社)という本に、「モチベーションや好奇心のほうが、データや理論に勝つ」という主旨の内容が書かれていて、深く納得したんです。

 この本では、今から半世紀も前に「こんなものがあったら素晴らしい」と今のタブレット型端末のアイデアを出し、人々に働きかけたサイエンティストの話が紹介されていました。「未来がどうなるか」ではなくて、「未来をどうしたいか」を考え、周囲に働きかけたからムーブメントが起こったと。このくだりを読んで、「なるほど、自分の未来も『どうなるか』ではなくて『どうしたいか』と考えるべきなんだ」と、目の前の霧が晴れたように感じました。

押切もえさん画像

ママのモチベーションを生かせる場がきっとある

 仕事で年下の人と話すと、20代の人からも「前職では」という言葉が頻繁に出てきて、驚きます。イベントで会った化粧品会社のPRの人は「前職では自然食の仕事をしていて」「その次は漢方に携わって」「それが今の自然派コスメのPRに生きているんです」と言っていました。

 今までは「一つの仕事をやり遂げる」ことが評価され、何回も転職していると、「この人は仕事が続かないのかな」というマイナスイメージで見られた面もあったかと思います。でも、未来はAIやテクノロジーが発達して、働き方もどんどん変わっていきそうです。トライ&エラーを繰り返して、自分のやりたい仕事に近づいていく。そんな素敵な働き方ができる時代が近づいていると感じます。

 私も出産後の今、「子どものためにも頑張ろう」と、仕事への新たなモチベーションが生まれました。生き方に迷う時代だからこそ、それでも働くという選択をしたママのモチベーションが、生きてくる場がきっとあるはず。ママだからこそ感じる問題意識や疑問が、新たなビジネスチャンスになることだってあるかもしれません。