シングルマザーとして出産後に、猛勉強して公認会計士資格を取り、テレビやラジオでコメンテーターとしても活躍する森井じゅんさん。連載5回目では、中学1年生の子どもを育てる先輩ママとして、またマネーの専門家として、子どものマネー教育についてお話を伺いました。

お金そのものに価値があるわけではない

 仕事柄、子どものマネー教育はいつからどのように始めればいいか聞かれることがよくあります。今回は、私なりのマネー教育の考え方について、お話ししたいと思います。

 最近、子どもに投資について教えたいという親御さんが増えていると感じます。特に、どのように資産を増やすべきか、その方法・テクニックを教えたい、という声が少なくありません。でも私自身は、投資でお金をどう増やすか、リスクはどうか、といったことを教えるより先に、子どもに伝えるべきことがあると考えています。それは、「そもそも、お金とは何か」ということです。

 お金というものは、分かりやすいが故に、執着する対象になりやすい、つまり振り回されやすいという特徴があります。ただ、お金はただの媒介でしかありません。私たちが生産するのも、そして消費するのも、モノやサービスです。お金は「その間に入るもの」です。お金そのものに価値があるのではなくて、本当に価値があるのはモノやサービスであるということを、子どもにまず教えるべきだと私は考えています

次ページから読める内容

  • お年玉の使い道を親子で話し合う
  • マネー教育は生まれたときから始まっている
  • 子どもにお小遣いは要るか要らないか
  • 「褒める」という報酬もいらない

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