前回は子どもの個性について、数々の斬新な教育方法を打ち出してきた『ドラゴン桜』『ドラゴン桜2』の主人公である桜木建二さんに伺いました。最終回は、子どもが勉強や習い事をしたくないと訴えてきた場合に、親はどう対処すればいいかについて聞きます。

レベル20にいくまでは強制的に学ぶべし

 子どもが勉強や習い事を「もうやりたくない」と言ってくることは親の悩みとして多いと思うのですが、そんな場合に親はどうすればいいのか、教えてください。

 「まず、勉強と習い事は性質が全く違う。習い事は本人が興味があればすればいいが、勉強はある程度までは本人の興味がなくともさせたほうがいい

 それはどうしてですか?

 「『レベル20問題』というのを知ってるか? どんなゲームやスポーツも、レベル20にいくまではあまり面白くなくて、レベル20にいくと急に面白くなるという現象だ。少し前になるが、10歳のYouTuberが『学校へ行くな』と発信して話題になったな。学校で学ぶことは全てネットで検索をすれば分かるから、わざわざ学校で学ぶ必要はないと。

 今はネットでなんでも調べることができる時代だから、その通りだと思う側面もある。だが、考えてみると、学業の面でもレベル20までいっていない人間には、どういう用語で検索をかければいいのか、検索をすることさえできない。基礎知識がないと検索の仕方が分からないからな。検索ワードを知っているためには、結構な量の暗記が必要だ。人間はいきなり考えることはできない。暗記をした後に『考える』が始まる

『ドラゴン桜』の主人公、桜木建二と生徒たち (c)三田紀房/コルク
『ドラゴン桜』の主人公、桜木建二と生徒たち (c)三田紀房/コルク

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  • 読解力があれば全ての勉強のインプットが効率的にできる
  • 子どもは親が想像つかないスピードで成長している

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