IT分野のイベントを企画、運営するウィズグループの最高経営責任者(CEO)で、現在21歳の娘がいるベテランママでもある奥田浩美さん。本連載では、多くの働く女性をエンパワーメントしてきた奥田さんに、キャリアや子育てのヒントをもらいます。2回目の今回は、自己肯定感を上げ、家族との関係を円満にする奥田さん流の考え方に迫ります。

「自己肯定感アップ=自分を好きになること」ではない

 ここ数年、「自己肯定感を上げる方法」について、たくさんの人から質問されるようになりました。

 自己肯定感を上げるには、「自分を好きにならなければいけない」という強迫観念を持つ人もいるようですが、私は、そうではないと思っています。必要なのは、「まぁ、いいか」を増やしていくことだと思っているからです。

 私は、自他ともに認める自己肯定感の高い人間ですが、だからといって、じゃあ自分の容姿を分析して、「目がきれいな二重か?」というとそんなことはないし、「口の大きさが最適か?」と聞かれてもよく分からない。ですが、「奥田さんと話していると元気になる」と言われれば、目や口の形や大きさなんて、「まぁ、いいか」と思えてきます。

 そもそも、容姿端麗、学歴も仕事も何もかも全て理想通りという人だけが、自己肯定感を持てる、というのはおかしな話ですよね。それに、どんなに才色兼備の人であっても、本人が自分よりも優れている人と比べている限り、自己肯定感は上がらないでしょう。大切なことは、本人の中で「まぁ、いいか」と思えるものが、いくつあるかだと思うからです。

次ページから読める内容

  • 夫婦の「価値観が違う」ほうが人生は楽しい
  • あなたにとって「譲れないこと」は、本当はいくつある?
  • 「愛情は支配になりやすい」という自覚が大切
  • 家族であっても、お互いの価値観をすり合わせる必要がある

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