コロナ下で遠出がしづらい状況が続いていますが、気持ちのよい初夏の気候の中、せめて子どもたちには思いっきり外遊びを楽しませてあげたいですよね。そこでDUALの過去の記事から、ゴールデンウイーク中にぜひ読みたい&実践したい、外遊びに関する人気記事をご紹介します。(注:記事中に登場する方の所属や肩書は掲載当時のもの。現在は変わっている可能性もあります)

【外遊びを楽しもう編】

昆虫などの生き物探しから、公園での鬼ごっこまで、子どもの外遊びは幅広いもの。それぞれの遊びの中で、親は子どもとどのように目線を合わせて盛り上げていけばよいのでしょうか。遊びや自然体験のヒントになる記事をピックアップしました。


昆虫・生き物観察「面白い」「気持ち悪い」に宿る可能性(2021.05.19)


「あっ、チョウチョだ」「ダンゴムシだ」と発見を喜ぶ子どもと共に散歩をするのは楽しいもの。この楽しい時間をもっと膨らませていくために、親はどうすればよいでしょう。外遊びに持って行くとよいアイテムや、親が「昆虫や生き物が苦手」という場合の寄り添い方など、子どもの昆虫・生き物観察を膨らませるためのヒントが満載です。


小林よしひさ 鬼ごっこで「先を読む力」が養われる(2021.05.10)


未就学児との公園遊び、どんな遊び方が盛り上がるのでしょう? NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の体操のお兄さんを14年間にわたって務めた「よしお兄さん」こと小林よしひささんが、公園遊びのアイデアや盛り上がるコツをお伝えします。


今泉忠明 「親らしさ」よりも「仲間感覚」を大切に(2021.07.09)


コロナで遠出ができないから、自然体験をさせてあげられないと悩む親におすすめの記事。子どもたちに大人気の『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)の著者で、動物たちの知られざる生態を楽しく伝えている動物学者の今泉忠明さんが、都会の公園でできる自然体験のコツをアドバイスします。


モンテッソーリ教育 3~6歳は本物の自然体験を豊かに(2021.08.20)


DUAL読者にも興味を持つ人が多いモンテッソーリ教育。モンテッソーリ教育では3~6歳を「敏感期」とよび、この時期に特に、外遊びによる自然体験や五感への刺激を大事にしたいと考えているのだそうです。その意義を踏まえた上で、GWに子どもと本物の自然体験をしたいと思っている人におすすめです。


3~5歳子育て あえて今伝えたい外遊びが大事な理由(2022.02.09)


「海や山、キャンプに行けなくても近所の公園や道路沿いの歩道でも大丈夫。一歩外に出ると、子どもと一緒に大人も不思議がれることがたくさんある」と話す仙台市の「食と森の保育園小松島」の園長、四釜喜愛さんからの、コロナ下の外遊びアドバイスです。


【外遊びを快適に編】

 太陽の下で遊ぶ時の肌のケア、あっという間にデータ容量がいっぱいになってしまうスマホの写真管理など、子どもとの時間をより快適に過ごすためのコツとヒントを紹介します。


汗の季節のオムツかぶれや頭のにおい ケアのコツ(2020.06.10)


保湿剤、日焼け止め、虫よけ……。汗の時期は塗る物がたくさんありますが、どの順番でどう使い、どんなタイミングで塗り直せばいいのでしょうか。また、あせもやオムツの中のムレ対策も知りたいところ。汗の季節の外遊びを快適にするケアのコツを紹介します。


増え続ける子どもの写真 要点押さえ撮影&上手に管理(2020.10.02)


子どもと一緒に過ごすほどに増えていくのが写真です。外遊び中の子どもの笑顔はもちろん、泣き顔や何気ない表情まですべての瞬間を撮っておきたいのが親心。後から見て楽しめる撮り方のコツや増え続ける写真データの管理方法について、写真活用の専門家に聞きました。


【外遊びが良い理由編】

 外遊びは、楽しいだけでなく子どもの健康や発達にとっても大事なのだそう。外遊びに連れて行ってあげよう!というモチベーションの高まる記事を集めました。


「外遊びをしない」が子どもの姿勢に及ぼす影響(2021.08.30)


子どもの座り方や長時間座り続ける生活スタイルが子どもの姿勢に影響を与えてしまうそう。逆に、元気に外で走り回ったり、公園の遊具で遊んだりすることで姿勢悪化が食い止められるようです。


朝の徒歩登園が、生活習慣やその後の学力にも好影響(2022.03.08)


「1980年代をピークに子どもの運動能力は低下している」のだそう。活動量の低下は将来的な生活習慣病の要因になったり、生活習慣の乱れや学習意欲などに影響したりするのだそうです。「幼児期は1日に最低でも1万3000歩の活動量を確保すべきだ」という理由とは?


子がコケた時に親がすべきは助け起こすことではない(2020.02.21)


外遊びにつきものなのが転んだりして失敗する経験。子どもを危険から遠ざけたいと過度に守ってしまうことは弊害もあるのだそう。外遊びで大事にしたいのは「上手にコケさせてあげる」ことだというアドバイスです。


 普段はなかなか親子時間がとれない共働き家庭にとって、子どもとの外遊びは、新しい発見がたくさんあるはずです。親子で思いっきり外遊びを満喫してください。

構成・文/須賀華子(日経xwoman DUAL) イメージ写真/PIXTA