日経DUALは2019年8月にリニューアルしました。新しいサービスも加わり、これまで以上にユーザビリティーが向上しています。この「DUALの歩き方」では、一つひとつの機能や日経DUALをよりお得に活用するためのテクニックなどについてご紹介します。

毎年最新情報に更新。自治体の横並び比較ができる!

 保活は「情報戦」とも言われます。今住んでいる自治体がどのくらい保育園に入りやすいのか、(入りにくいのであれば)別の自治体への転居も視野に入れたほうがいいのか、といったことを早い段階で判断し、行動を起こすためには、情報収集をできるだけ早くスタートさせることが不可欠。そのために役立てていただきたいのが、「あなたの街の保育園事情分析」です。

 これは「保育園を考える親の会」が毎年行っている独自調査「100都市保育力充実度チェック」をベースにしており、東京都49自治体、千葉県12自治体、埼玉県12自治体、神奈川県12自治体、大阪府1自治体の計86自治体をカバー。毎年1回、最新情報に更新しています。

 自治体ごとにチェックできる基本項目は下記の5つです。

① 【入園決定率】
認可保育施設・事業に新規に入園を申し込んだ児童のうち新規に入園が決定した児童の割合

② 【認可整備率】
認可・認可外を合わせた全体の定員に対する認可保育施設・事業の定員の割合

③ 【認可保育所の園庭保有率】

④ 【認可の保育料】
3歳未満児(保育標準時間)の最高所得階層と中間取得階層の認可の保育料

⑤ 【病児・病後児保育】
病児・病後児保育を実施している施設の数など

 ①~④の項目には、都道府県ごとの順位も提示しています(「保育園を考える親の会」の調査対象のうち有効回答をした自治体の中で算出)。

 主要自治体をこれほど大規模に網羅した、横並びの比較データは、ネット検索などではなかなか得られない、DUAL独自のもの。ぜひ、保活や転園活動の際にお役立てください!

「あなたの街の保育園事情分析」へのアクセス方法は?

 スマートフォンで読む場合、トップ画面上部にある「日経DUAL」ロゴの下にあるメニューバーを左にスライドすると、「保育園事情分析」という赤い文字が現れるので、そこをタップ(下記画像参照。パソコンで読む場合はクリック、以下同)。

 「あなたの街の保育園事情分析」のトップ画面では、「東京都」「千葉県」「埼玉県」「神奈川県」「大阪府」と都道府県別にアイコンが表示されています(下記画像1枚目)。チェックしたい都道府県のアイコンをタップし、次の画面に現れる個別自治体のアイコンをタップしたら、お目当ての自治体の詳細情報にアクセスできます(同2枚目)。

■「あなたの街の保育園事情分析」のトップ画面
■「あなたの街の保育園事情分析」のトップ画面
■各自治体の詳細情報ページ
■各自治体の詳細情報ページ

 また、個別の自治体の詳細情報の下の方には、「近隣の自治体をチェックする」という文字とともに、近隣の自治体のアイコンが複数表示されます。また、そのさらに下には、各自治体の「保育園検索」のアイコンも表示されます(下画像参照)。近隣の自治体の情報を比較検討したいとき、その自治体にどんな保育園があるか、データベースで確認したい時には、これらの機能もぜひ活用してみてください(「保育園検索」の機能については、こちらの記事「9500園以上をまとめて検索できる「らくらく保育園検索」でご確認ください)

 「あなたの街の保育園事情分析」は、有料会員限定のコンテンツです。ぜひこの機会にご登録いただき、仕事や育児に困ったときのパートナーとしてお役立てください。

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