どうせ自由研究をするのなら、親子で楽しめ、なんだったら中学受験にも役立つものがいい……。今回は、「自由研究テクニック」の「社会編」をお届けします!

中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1副代表・社会科教務主任であり、中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員も務める馬屋原吉博先生に聞きました。

低学年は実体験を重視、受験生は引き算をする

 理科と同様、社会も「子どものタイプと学年を踏まえたテーマ決めが重要です」と馬屋原先生は言います。4年生までは「ある程度時間をかけて、実体験を積む」ことを重視して良いといいます。

 「低学年から4年生までは比較的まとまった時間が取りやすいので、興味を入り口にしてさまざまなところへ足を運び、体験を通して知識を蓄積していきましょう5、6年生になったら、自由研究のテーマ決めは『引き算』。特に中学受験をする6年生はタスクが非常に多いです。睡眠時間の確保も非常に重要になってくるなかで、どれだけ時間が取れるかを考え、その時間の中でできるものを探すというように、考え方を切り替える必要があります」

 テーマ決めと取り組む時期は夏休みの最初の段階でスケジューリングしておくのが理想的です。とはいっても、すでに夏休みも中盤に差し掛かっているので、まだの方は盆の間には決定・実行に移すことを目標に進めましょう。

 「テーマを何にしよう、と迷う時間がもったいないので、ある程度時間を取るものは先に題材を決めて必要な時間を計算しておくといいですね」

 社会の自由研究は、子どもの「気になる」というフックとなる部分を広げ、道筋をつけてあげるとテーマが見つかりやすくなります。 「気になる」を探すヒントを紹介します

旅行ついでに遺跡巡りも手

次ページから読める内容

  • 社会の自由研究のフックの見つけ方
  • 探検系の鍵は「視点」と「時間軸」
  • 近現代史は受験のフォローに最適
  • 日常への興味を問う問題にも自由研究で対応可能

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