小学校のお子さんは夏休みの宿題、進んでいますか?
計算ドリルや漢字練習帳なら隙間時間に見てあげられるけど、読書感想文や自由研究、ポスターなどの「大物」まではなかなか手が回らないもの。気付いたら後回しになっていて、毎年バトルを繰り広げているという方も多いのではないでしょうか。とはいえ、あれこれ口を出しすぎて「親の宿題」になってしまうのも考えものです。せっかくなら自主的に、前向きに課題に取り組む子どもをサポートするスタンスでありたいですよね。
そこで、「夏休み緊急お助け連載」として、読書感想文、自由研究、ポスター課題のコツをお盆休みに入るまでに一挙ご紹介します。お盆休みを使って「大物」を終わらせてしまいましょう!
今回は、時間のない共働き家庭でもギュッと凝縮した時間で集中して取り組める「読書感想文の書き方」について、都内のお寺で作文教室を開いていて、『読書感想文書き方ドリル2019』の著者である大竹稽さんに聞きました。
読書感想文はミッションではなく「親子のイベント」にするのがポイント
前提として、「読書感想文は親子で一緒に取り組むものです」と大竹さんは言います。仕事に家事に、育児にとフル回転する中でつい楽することを考えてしまいがちな親にとって、耳の痛い一言です。
「重荷に感じるのは、読書感想文がミッションになっているから。一緒に遊ぶイベントだと思えば、感じ方が違うと思いますよ。読書感想文は、親と子が体験や気持ちを共有しあい、モチベーションを伝えあう絶好の機会なんです」
イベント化のポイントは、低学年と高学年で異なります。具体的には、どのようにプランを立てればよいのでしょうか。

次ページから読める内容
- 低学年は、夏休みのお出かけで「体験を作る」
- 高学年は、友達を巻き込んだイベントでフックを探す
- 課題図書は、「親がネタを持っているもの」を選ぶのも手
- テーマの抽出から構成の段階は、付かず離れず並走を
- 書き始めたら、「読む人」の存在を意識して
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