社会保険労務士でFPの佐藤麻衣子さんは、小学4年生の息子を育てる母。未来を生きる子どもたちを育てる親として、身に付けておくべきマネースキルや考え方、子どもたちに伝えておきたい将来のお金の話などを、6回シリーズでお届けします。

将来、育休を取るかもしれない息子に伝えたいこと

 こんにちは。FPの佐藤麻衣子です。第1回のテーマは「男性育休とお金」です。

 私は社会保険労務士、FPとして働く傍ら、小学4年生の息子を育てています。息子を出産した2009年当時は、夫が育児休業を取るなんて考えもしなかったのですが、時代は変わっています。

 息子は、今はゲームが好きな普通の小学生ですが、もしも将来結婚して子どもを持つことになったら、育休を取って家族を支えながら、人生の大切な時間を味わってほしい。人生の大事な節目を自分で考えられるように、社会の仕組みやお金について伝えていきたいと思っています。息子にはこう言いたい。

 「子どもが生まれたら『僕が稼がなくちゃ』と思うかもしれないけど、そんなことはないよ。会社員が育休を取るなら、お金のことは心配しなくて大丈夫」

 現状の育休取得率は、女性の82.2%に対して男性は6.16%。さらに男性の取得日数は1カ月未満が8割超を占めています(出典:平成30年度雇用均等基本調査)。この背景には、主に給与面での不安があることが指摘されています。しかし、そこにはいくつかの誤解があるのです。

 今回は男性育休について、ホントのところを問い直してみたいと思います。

画像はイメージです
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次ページから読める内容

  • 6カ月までなら、お金の問題はクリアできる!
  • 制度を知ることで、無理のない取得が可能に
  • 家族の時間は、お金では買えない貴重な財産

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