社会保険労務士でFPの佐藤麻衣子さんが、小4の息子に伝えたい、親として知っておきたいマネー知識を伝授する連載。最終回は、社労士業務を通じて雇用環境の変化を日々感じているという佐藤さんが、お金の専門家の視点から、「夫婦で稼ぐ」ことのメリットを改めて考えていきます。

夫婦それぞれが自立してキャリアを築く

 こんにちは。FPの佐藤麻衣子です。

 小学生の息子へメッセージを送る形で、社会保険や税、教育費や老後資金、資産形成などについて取り上げてきたこの連載も最終回となりました。最後は、お金に困らないための一番シンプルな方法「稼いで収入を増やす」ということについて、働き方の変化とともに見ていきます。

 今ある仕事の多くは機械に代替されていくと言われ、中高年を対象とした大規模なリストラが増えてきています。年金をはじめとする社会保障制度の変化に合わせ、将来は、働く期間も長くなりそうですよね。

 そんな時代でもお金に困ることなく幸せに働いてほしいから、息子にはこう言いたい。

 「息子よ、もし結婚するなら夫婦で稼ぎなさい。これからは変化することが当たり前の時代になるよ。仕事をなくしたり、新しい仕事のために勉強をしたり、仕事をしながら育児や介護をしたり、そういう時期が出てくるかもしれない。だから、男の自分がいつも稼がなきゃと思わないで。仕事も家のことも夫婦で分け合って、時に休んだり、思い切ってチャレンジしたりできる自立した関係を築いてふたりで稼ぐの。そのほうがきっと豊かになれると思うよ」

お互いのキャリアを尊重しながら働く夫婦に。画像はイメージ
お互いのキャリアを尊重しながら働く夫婦に。画像はイメージ

次ページから読める内容

  • 仕事も家庭も公平にこなす夫婦の時代へ
  • 夫婦で稼ぐ3つのメリット
  • 喜びも大変さも分かり合える価値はプライスレス

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