ちょっとニッチだけれど個性的なお役立ちグッズを、まさに今、子育てと仕事を両立中の人や、読者、編集部員などが、等身大の目線で紹介する連載です。2回目は、2人の保育園児を育てるパパが登場。休日はパパ1人で子ども2人を連れて外出したり、お風呂に入れたりと、積極的に育児に関わるパパの視点で、子ども2人の世話に自信が持てるような、お役立ちアイテムを教えてもらいました。※価格は税込みです。

今回のGOOD CHOICEな人

グライダーアソシエイツ 執行役員 総合企画局長 キュレーション局長
髙橋雅和さん 44歳
子ども:長男5歳、長女1歳2カ月
妻:フリーランス

 IT企業の執行役員として、広告プランニングやアプリメディアの運営を行う髙橋雅和さん。フリーランスの編集者として忙しく働く妻と協力しながら、2人の保育園児を育てています。平日朝に子どもたちを保育園へ送ることと、帰宅後に上の子を寝かしつけるのは髙橋さんの仕事。土日の家事・育児は夫婦で協力しながら行いますが、妻が休日出勤する日は家で子ども2人の面倒を見たり、2人を連れて外出したりすることもしばしばです。

 「育ててみたら子どものかわいさは予想以上ですが、大変さも実感しています」という髙橋さん。しかし、新製品や便利なものに目がない性格から、仕事や子育てを効率化するグッズを積極的に取り入れ、2人の育児を楽しんでいるそうです。

 まずは、子連れでの外出時に便利なグッズを3つ紹介してくれました。

「液体ミルク」で外出時の授乳がラク、荷物も軽減

 3月に日本で初めて発売された、乳児用液体ミルク。粉ミルクのような調乳の手間がなく、温め不要で授乳できます。髙橋さん夫婦は発売と同時に購入。当時、生後8カ月だった長女に飲ませてみると、最初はやや抵抗感を示したものの、すぐに慣れてゴクゴク飲んでくれたとか。離乳食がメインになった今でも、外出時には液体ミルクを持参しているそう。

 「それまでは外出先で授乳する際、ステンレスボトルに入れたお湯を使って粉ミルクを溶かし、ペットボトルの赤ちゃん用飲料水で薄めていたので大変でした。でも、この液体ミルクは付属のストローをパックに挿して、哺乳瓶に注ぐだけで準備ができるんです。出かけるときの荷物も減り、ラクになりましたね。紙パックなので使い終わった後の処分も缶よりラク。常温で長期保存できるので、12本入りを箱買いして家にストックしています」

 週末には下の子を連れ、上の子のサッカー教室の送り迎えをしている髙橋さん。帰りに子どもたちを連れてファミレスに寄るときなどに、パパ1人でも下の子にサッとあげられる液体ミルクは、強い味方になっているそうです。

アイクレオ 赤ちゃんミルク(125ml)216円(編集部調べ)/江崎グリコ