ちょっとニッチだけれど個性的なお役立ちグッズを、まさに今、子育てと仕事を両立中の読者や編集部員などが、等身大の目線で紹介する連載です。5回目は6歳と2歳の子どもたちを育てる日経DUALの編集・Kの、家事・育児をスムーズにするための工夫やグッズ類を紹介します。(※価格は特記以外は税込みです)

今回のGOOD CHOICEな人

日経DUAL 編集・K 38歳
子ども:長女6歳、次女2歳
夫:会社員


 夫婦とも仕事に追われる編集・Kの家では、とにかく無駄な動きを省略してスムーズに家事・育児や家族間の情報共有ができる態勢を作るため、さまざまなグッズを活用しています。「仕事から家に帰って来て、夜寝るまで」を例に、その工夫を紹介します。

子どもに合った位置にフックを付け、自主的な片付けをうながす

 まず玄関から家に入ってすぐのところに取り付けてあるのが、無印良品「壁に付けられる家具」シリーズの「フック」。「ほこりなどが気になるので、バッグやリュックを床に置かないで済むように設置しました」。バッグを置くために大きなラックを用意すると場所を取るし、棚のサイズが子どもに合わなくて使いにくいケースもありますが、「壁に付けられる家具」だと高さを子どもに合わせられます。

子どもたちの保育園用バッグやリュックは、家に入ってすぐのところにずらっと並べて掛けておく。子どもが自分で掛け外ししやすい高さに「壁に付けられる家具」の「フック」を設置した
子どもたちの保育園用バッグやリュックは、家に入ってすぐのところにずらっと並べて掛けておく。子どもが自分で掛け外ししやすい高さに「壁に付けられる家具」の「フック」を設置した

 「結果として、子どもが自分で積極的にリュックを取ってきたり、掛けたりするようになって帰宅時のイライラやドタバタが減りました。親の手間が省けるだけでなく、子どもも『自分でやった』感が得られて満足そうなのがよかったです」。上着を一緒に掛けておける、付属の細いピンを使って固定するので壁に目立つ傷が付かない、といった点も便利です。

「壁に付けられる家具」シリーズの「フック」
「壁に付けられる家具」シリーズの「フック」
壁に付けられる家具 フック ウォールナット材
幅4 × 奥行き6 × 高さ8cm(耐荷重は2kg)
890円/無印良品