共働きのママ・パパにとって、働き方のフレキシビリティーが増していくことはありがたいことのように感じます。ただ一方で、在宅ワークが可能になると「働くこと」との境界線が見えにくくなり、健康管理が難しくなりそうです。子育て世帯は特に睡眠時間が削られがち。大切な睡眠時間を確保するためには、どのように調整したらいいのでしょうか。

仕事、家事、育児で睡眠を削られる日本人女性

―― 日本人女性は、OECD(経済協力開発機構)などの調査データなどによると世界でも睡眠時間が短いそうですね。

 「世界的に見ると、日本は睡眠時間が短い国といわれています。欧米に比べると、アジア人は全般的に睡眠時間が短いのですが、特に日本と韓国は短いようです。そして、日本人女性は世界で一番睡眠時間が短いといわれています。これには、女性が早起きして料理をしたり、子どものお弁当を作ったりしなければならないという社会的抑圧が影響しているのではないでしょうか。

 また、ご自身の身支度にかかる時間もあると思います。料理やお弁当作り、化粧に関しても、ご自身がしたくてしているならば問題はありませんが、『するべきだ』といった『べき思考』は自分を疲弊させる原因になります。日本では、この『べき思考』と相まっててどんどん時間が削られていってしまうのでしょう

―― 確かに、そういった女性が「しなければならない」という概念が日本にはまだ残っている気がします……。海外の方はどうしているのでしょうか?

次ページから読める内容

  • 睡眠は自律神経を整える最良の方法
  • 寝だめはできないが「ないよりいい」
  • 睡眠時間を削らないことが子どものためになる

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