二人の女の子のママであるタレントのSHELLYさんは、昨年11月に離婚したことをテレビ番組で明らかにしました。しかし、シングルマザーの窮状を訴えると、どこかから聞こえてくるのが「自分が選んだ道でしょ」という自己責任論。SHELLYさんはこの論調をどう考えるのでしょうか。

離婚しても二人で育てる「共同養育」を選択

 こんにちは、SHELLYです。

 子どもたちの父親と離婚したことを、テレビ番組で公表したのは、私にしてみれば当たり前のことでした。だって、隠し事をしながら生きるのは嫌だし、不自然だし。

 でも、特に人前に出る仕事をしていると、離婚の事実を伏せるケースもあるみたいですね。シングルになったことを言い出しにくい世の中って……なんだかなあ。隠している人たちも、堂々とできないつらさを感じているかもしれません。

 子どもたちの親権は法律上私が持っていますが、離婚してもお互い親であることは変わりません。海外では、離婚しても二人の親が協力して子どもたちを育てていく「共同親権」を認めているところが多いようですが、私たちもそれに近い、「共同養育」という考え方で育てていきたいと思っています。子どもたちは現在、週に1回以上は元夫と一緒に過ごしているんですが、楽しそうですよ。

 結婚しているときは、ほぼ私のワンオペ育児でした。しかし元夫も今は、一人で子どもを見るようになり、その大変さも楽しさも感じているよう。なんだか以前より優しくなりました。そして私も一人時間ができて、友人に会ったり好きな本を読んだりして、リフレッシュしています。もしも、離婚後の親子のあり方で悩んでいる方がいたら、こんな形もあるんだよ、なかなかいいものだよ、とお伝えしたいなあと思います。

リモート取材の画面越しに力強いメッセージを送ってくれたSHELLYさん
リモート取材の画面越しに力強いメッセージを送ってくれたSHELLYさん

 とはいえ、それは結果論であって。元夫から離婚を切り出されたときは散々悩みましたし、今のような状況は、たまたま私が仕事に恵まれているからできていることでもあります。特に今回のコロナ禍では、多くのシングルマザーが、経済的な困窮に直面し、悩んでいます

 しかしこのような話をすると、「離婚したら経済的に苦しくなることくらい覚悟していたでしょ」と言う人がいます。自分で選んだ道なのだから文句言わないで、自己責任でしょ、と。

 えっ、ちょっと待って。

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  • シングルマザーもそうでない人も、スタート地点は一緒
  • 「関係ない」と言っていたほうがラクだから

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