こんにちは、ナナイロペリカンです。小学生の姉妹を育てる私が育児を振り返って当時の悩みや葛藤、幸せをマンガとショートエッセーで描いていくこの連載。第3回のテーマは「二人目はラク!」神話です。わが家の次女キミ子の場合も最初はラクだったのですが、その後の山あり谷ありを通して、子育てで大切なことに気づかされました。一人目、二人目(三人目以降も!)に関係なく、子どもへの接し方に悩んでいる方の参考になればうれしいです。

大変さを覚悟して産んだ二人目。ところが最初は「育てやすい!」

 久しぶりの新生児はかわいかった。新生児の時期を過ぎたらこの熱も冷めるかなと思ったけど、1歳を過ぎても、歩き出しても、2歳のイヤイヤ期もかわいいだけで驚いた。「気分は孫」のまま! 3歳になるとさすがに行動の激しさも出て振り回されるが、それさえ懐かしさを感じたほど。長女のときのほうが大変に感じていたので、「やっぱり二人目の育児って(精神的に)楽! 都市伝説は本当だった」なんて思っていた。