こんにちは、ナナイロペリカンです。小学生の姉妹を育てる私が育児を振り返って当時の悩みや葛藤、幸せをマンガとショートエッセーで描いていくこの連載。第2回のテーマは一時保育です。保活中の方や、在宅ワークの方の参考になればうれしいです。

保育園に落選。長女1歳の頃、一時保育を利用

 イラストの仕事が少しずつ増えてきて保育園に預けたいな……と思い始めたフリーランス1年目の2011年頃。4月入園の認可園はポイント不足で入れず、通える範囲の認可外園にも入れませんでした。

 当時長女は1歳でどんどん目が離せなくなっており、長女が寝ている間に仕事をするも追いつかず、忙しいときは一時保育を利用していた時代の話です。

 新型コロナウイルスの影響でテレワークを経験した方も増えたので、共感してくれたらと思い、在宅ワーク事情を描きました(保育園事情は当時の内容です)。

(※)厚生労働省「地域児童福祉事業等調査 平成27年地域児童福祉事業等調査結果の概況」より

申し込み、支払い、書類記入、大荷物。一時保育ならではの手間が大変

 一時保育の準備ってルーティン外の仕事なので、当時はなかなか大変だったなと記憶に残っています。

 私が利用していた園は、まず申し込みが先着順で直接来園しなくてはいけないという、赤ちゃん連れには負担の大きいシステムでした。

 申し込みは済んでも、期限までにお金を払いに行く必要もあり(おつりなしの現金持参)、足りなくてお金を下ろしにATMに走ったり、忙しくて払い忘れてキャンセル扱いになったりしたことも……

 私の住んでいた自治体では、一時保育の利用は1カ月に1園4日間以内と決められていたのですが、それでは足りない月もありました。その際は、別の園も利用して、1カ月に8日間利用したこともあり、園ごとに準備やルールが異なるので、もう何が何だか分からないくらいバタバタでした。