放送作家、脚本家として話題作を次々と生み出す一方、数多くの芸人とも仕事をしてきた鈴木おさむさん。私生活では今年6月に5歳になった男の子のパパです。そんな鈴木さんに「個性を生かす子育て」について聞きました。2回目のテーマは「子どもの好奇心をどう広げるか」。「育休も好奇心から取得した」と話す鈴木さんが、息子 笑福(えふ)くんに大切にしてほしいこととは?

日経DUAL編集部(以下、――) どうして1年の育児休業を取ろうと思ったのですか。

鈴木おさむさん(以下、鈴木) 「0歳の子どもと過ごす日々ってどんな感じだろう?」という好奇心が最大の理由です。きっかけは、知人からのアドバイスでした。知人は約15年前に、その会社の男性で初めて育休を取得しました。仕事復帰後に育休の感想を聞いたら、「0歳の子どもと向き合うことは、おまえのような作り手には絶対に必要なこと。もし子どもが生まれたら休みを取って一緒に過ごしたほうがいい」と熱弁されました。それがずっと頭の片隅に残っていました。

 休んだら仕事がなくなるかもしれないという不安はありました。でも、子どもと過ごす時間のことを考えるのが楽しかった。すべてが好奇心からのスタートでした。

 実際に育休を取ってみると、毎日が新しい出来事の連続。子どもだけではなく、妻が母親としてどう変わっていくのかを見ているのも面白かったですね。僕は妻と僕の分の食事を作る担当になっていたので、これを機に料理を始めました。スーパーに足を運ぶようになり、「オクラが旬の時期なんだ」「ミョウガの値段ってこれくらいなのか」と食材についての知識も増えました。好奇心がどんどん満たされていく日々でした。

 好奇心を持つことは才能のひとつだと信じています。昔も今も「知らなかったことを知る、学ぶ」ことを大切にしています。その究極の形が、交際ゼロ日で妻(森三中・大島美幸さん)と結婚したことですよね。

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  • 常に行動しているから、思いもよらない出来事にも出会える
  • 世の中のリアルな仕組みを早く知っているといい

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