放送作家、脚本家として話題作を次々と生み出す一方、数多くの芸人とも仕事をしてきた鈴木おさむさん。私生活では今年6月に5歳になった男の子のパパです。そんな鈴木さんに「個性を生かす子育て」について聞きました。1回目のテーマは「YouTubeとの付き合い方」です。ステイホーム中にYouTubeを見続けていたという息子 笑福(えふ)くんですが、鈴木さんがそれを止めなかった理由とは?

日経DUAL編集部(以下、――) コロナ渦でテレビの収録が見送りになるなど、鈴木さんのお仕事にも影響が出ていたことと思われます。自宅で息子さんと過ごす時間も増えましたか?

鈴木おさむさん(以下、鈴木) こんなに長く子どもと過ごしたのは、育休を取ったとき以来です。2015年の6月22日に息子が生まれて、翌月から1年間、仕事を休んで子どもと過ごしました。育休中はずっと子どもと一緒にいたのに、フルタイムで仕事に戻ってみて、どんどん子どもの気持ちが冷めていくのを感じていました。子どもと父親の関係も恋愛と一緒ですよ。連絡を取らなくなったら気持ちが離れていく(笑)。

リモートインタビューを実施(画像:スクリーンショット)
リモートインタビューを実施(画像:スクリーンショット)

 でも、ステイホーム中にずっと一緒に過ごしたことで、その時間を再び取り戻せているような感覚がありました。

―― お子さんは5歳になったばかり。今はどんな遊びが好きですか。