今年9月、徳島県から米国のスタンフォード大学へ進学し、機械工学を学んでいる松本杏奈さん。2021年世界大学ランキング(英クアクアレリ・シモンズ版)でMIT(マサチューセッツ工科大学)に次ぐ第2位の超難関であり、個性的な生徒が多く「試験対策のしようがない」とも言われるスタンフォード大学に合格した松本さんに、海外大学受験を目指したきっかけや、偏差値偏重になりがちな大学選びではなく本当に自分にあった学校を選ぶ大切さなどについて聞きました。

孤立無援の中でのスタートだった

日経xwoman DUAL(以後、――) スタンフォード大学への進学、おめでとうございます。地方から世界トップクラスの大学への進学ということで、とても注目されていますね。

松本杏奈さん(以後、松本) ありがとうございます。私は徳島県で生まれ育ちました。電車すら通っていない超田舎です(笑)。そのせいもあり周囲は非常に保守的な人が多く、「女は勉強なんてしなくていい」という考えがまだ根付いていますし、「女の子が数学の勉強をしたいなんて、そんなんじゃ結婚できない」と私も本当に言われました。スタンフォードを目指すと言った時には、教師にもやめておけと言われ、取り合ってもらえませんでした。

―― 孤立無援の中でのスタートだったのですね。それでも挑戦をし続けたというのはスタンフォードへの思いが相当強かったということでしょうか。それとも、海外大学に進学したいというモチベーションだったのでしょうか。

次ページから読める内容

  • やりたい勉強ができるのが、スタンフォードしかなかった
  • 自分は「異物」だという意識がずっとあった
  • アジアサイエンスキャンプが大きな刺激に
  • 将来は徳島に戻って、徳島を変えたい
  • 性格と校風がマッチ

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