ささやかだけど、外食で辛い料理を食べるのが夢(笑)
―― コロナ禍の影響で、親子の過ごし方に変化はありますか?
亜美 娘と一緒に、夜な夜なジグソーパズルを作ってます。難易度を上げるため、あえて完成図を見ないでやるのがポイント。「これむずいねー!」「ちょっと見てもいい?」「いや、見たら負けでしょ」とか言いながらやるのが楽しい(笑)。
由美 去年の休校中は、息子は習いごともお休みになったので、なんとかして体力を発散させようと、パンチングマシーンを買いました。それと、キャンプ気分を味わえるように庭に小さなテントを置いて、お昼やおやつも運んであげて。だけどテントの中でも、やってることはゲーム(笑)。
―― いずれ子育てが一段落したら、やってみたいことはありますか?
亜美 今は娘も同年代の友達と遊ぶのに忙しいので、もう少し大人になったら、一緒に島根でカツオ釣りとか、青森でマグロ釣りとか、本格的な釣りに行きたいですね。
由美 すっごくささやかだけど、焼き肉や、タイ料理みたいな辛いものを食べに行きたい。息子と2人だと、どうしても行けるお店が決まってしまうので。もっと大きい夢で言うなら、いつかヨーロッパへ一人旅がしてみたい。“一人旅ができる女”って憧れるよね。
亜美 じゃあ、お互い一人で行って現地で待ち合わせしようよ。
由美 その代わり、日中は別行動ね。夕食だけ合流すればレストランに入りやすいし、シェアしていろいろ食べられるでしょ。
亜美 でもやっぱり行きの飛行機から一緒の方がよくない?「着いたらどこ行く?」「夜何食べる?」とか相談したいじゃん。
由美 確かにね。でもそれじゃ一人旅じゃないじゃん!(笑)。
『日経ウーマン』2021年10月号には、2人の仕事に対する姿勢について詳しく聞いたインタビューを掲載しています。そちらもぜひご覧ください!
取材・文/工藤花衣 撮影/洞澤佐智子