三段落ちに挑戦、子どもたちの発想力に圧倒

 続いては、先生がホワイトボードにランダムに貼った写真を見てストーリーをつなげていくというもの。記事では紹介できないような際どい回答もあり、ここでも子どもたちの発表にくぎ付けに。

 最後はいよいよ漫才のネタ作りがスタート。先生が準備した解答例を見た後、一部が虫食いになっているプリントに自分で言葉を埋めていきます。そして、できた人から発表します。ツッコミ役はさんちゅう先生です。この日のお題は「旅行」。「もしも今、旅行に行けるならどこに行きたい?」という問いにまずは場所を答えて、その中でもどこがいいか、とさらに問われた後にボケる。これを2回繰り返します。

 解答例では、行きたい場所は「日光」で、「コンビニ」に行きたい、なぜなら食べ物もお土産もそろうから。次は「インド」でやっぱり「コンビニ」。いろんなカレーが売っていて「ナン」だってそろうから、とボケを続けた後で、「旅行行かなくてイーや、東京でいーよ」と気が変わります。「なんでだよ」とツッコまれ、「だって東京には……コンビニがありますからね!」とオチが付いたところで「いい加減にしろ!」とツッコまれてフィニッシュ。3回目でパターンを変えてオチを付ける、お笑いの代表的な「三段落ち」の様式です。

 組み立て方を理解した小学校2年生の男の子は、「大阪と東京駅で『ガチャガチャ』をしたい。なぜならお金をたくさん使いたいから」と続けた後で、最後は「やっぱり家の近くのスーパーでいい。だってガチャガチャがいっぱいあるから」と落としてくれました。エジプトやスカイツリーで「縄跳び」をしたい子や、「地球の中心」で「鉱石を掘って高額で売りたい」なんて言う子もいて、最後まで自由な発想は尽きませんでした。あと3回で、一から自分でネタ作りをすることを目指します

子どもが考えたボケに木曽さんがツッコミを入れる
子どもが考えたボケに木曽さんがツッコミを入れる