メイク直しが必要と分かっていても、「どうせマスクで隠れるからまあいいか」と後回しにしていませんか? でも、崩れたメイクは肌にも悪影響。忙しいママでもできる、メイク崩れを防ぐためのコツを、コスメコンシェルジュの小西さやかさんに教えてもらいました。
メイク崩れは美肌のためにも防ぐべき
皆さん、こんにちは。コスメコンシェルジュの小西さやかです。
残暑が続くこの季節。汗をかいたり拭いたりして、メイクが崩れやすい時期ですよね。今年はマスクを着けているため、汗やこすれで特にメイクが落ちやすくなっているでしょう。一方で、顔の半分は隠れているので、「こまめに直さなくてもいいや」と思っている人もいるかもしれませんが、メイクが崩れ、皮脂汚れが溜まった状態だと、肌荒れや老化を加速させることもあります。今回は、暑い時期の「メイク崩れ」解決のヒントを紹介します。
そもそも、なぜ、メイク崩れを防ぐ必要があるのでしょうか。
実は「お化粧がヨレて、見苦しい」といった見た目の問題ではなく、肌を健やかに保つために必要なものなんです。まず、汗をかいてファンデーションや化粧下地が崩れると、UVカット効果が減ってしまいます。そうすると日焼けによってシミやシワができやすくなります(光老化)。
また、浮き出した余分な皮脂を拭き取らず肌に残したままにすると、酸化して毛穴の開きやニキビが悪化する場合があります。今年はマスクを着けたままなので、湿気によって雑菌が繁殖しやすく、「口周りにニキビができやすくなった」という人もいます。メイク崩れを防ぎ、肌を清潔に保っておくようにしましょう。
理想は、こまめにメイク直しをしたり、脂取り紙などで肌の汚れや皮脂を吸着したりすることですが(具体的な方法は4ページ目で詳しく紹介)、忙しくて時間が取れない日もありますよね。でも大丈夫、忙しいママでも手軽にトライできる解決策があります。今回は、以下の3つの悩みに対して、解決のヒントを紹介していきます。
悩み【2】メイクがマスクに付いてしまうのを防ぎたい
悩み【3】メイク直しの時間がない!手軽に直すためのテクは?