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小説/育休明け直前、世界は混沌とした状態に陥った
家事・暮らし2022.04.28 【後編スタート!】【第18話】帰宅した拓也がウイルスを持ち込んだらと思うと、いつもひやひやしていた
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小説/気づくと、実家に彩子の居場所はなくなっていた
家事・暮らし2022.02.10 【第17話】彩子は腹が立ったが、何も言えなかった
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小説/不思議と、西には自分のことを話したいと思った
家事・暮らし2022.01.25 【第16話】西は、物事をまっすぐに受け入れてくれる、素直な心持ちの人物だと感じられた
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小説/自分がちっぽけで価値のない存在のような気がした
家事・暮らし2022.01.12 【第15話】菜々からも愛美からも気を使われている感じがして嫌だった
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小説/仕事が長続きしないのは、いつも人間関係にあった
家事・暮らし2021.12.24 【第14話】自分の中に、同性に嫌われやすいところや、年上の男性に好かれやすいところがあったのだろうか
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小説/わたしはわたしで、仕事をし、家族を守る
家事・暮らし2021.12.13 【第13話】「かわいい」の中に閉じ込められている自分は、大きな失敗をしない限り、異動できない
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小説/「女性ということで」とは一体どういう意味か
家事・暮らし2021.11.25 【第12話】会社はとにかく「20代の女性課長」をつくりたかったのではないかと、今になって勘繰っている。自分は会社の思惑に当てはまっただけなのではないか――
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小説/なにが「同期初の女性部長」だよ!
家事・暮らし2021.11.12 【第11話】ショットバーで同期に言われたことは、悪気がないことも、本当の称賛ではないことも分かっていた
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小説/がんは知らないうちに母の体の中で育っていた
家事・暮らし2021.10.25 【第10話】育児に母の看病にと何役も担う愛美。ふと、恵まれた専業主婦の友人をうらやむ気持ちが湧き、小さくため息をついた。こんな考え方をする自分が嫌になりそうだった
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小説/その後ろ姿を見ていたら、急に切なくなった
家事・暮らし2021.10.13 【第9話】ベビーシッターに直接言えない怒りを、子どもたちにぶつけてしまった。飲みに行ったことがひどく悔やまれた

会社員を経て、2000年にノンフィクション『光さす故郷へ』(マガジンハウス)を刊行。06年、群像新人文学賞受賞作の『憂鬱なハスビーン』(講談社)で小説家としてデビュー。以降、働く女性や子ども同士の関係を題材にした小説をはじめ、多数の作品を執筆。代表作に『人生のピース』『ななみの海』(共に双葉社)『あの子が欲しい』(講談社)『さよなら獣』(中央公論新社)『人間タワー』(文芸春秋)『君たちは今が世界』(角川書店)『翼の翼』(光文社)など