人気アナウンサーからキャリアチェンジし、フラワーアーティストに転身した前田有紀さん。ファッションやアートなどさまざまな業界とコラボレーションをしたり、フラワーセレクトショップを展開したりするなど、活動の幅を広げてきました。鎌倉での暮らしについて語ってもらった前回に続き、今回は、夫婦ともに多忙な日々送るなか、前田さんが、どのように仕事や家事などを分担しているか、「自分らしさ」を大切にした子育てをしているのか、語ってもらいました。

夫との家事分担にあたりまず着手したことは

 夫との家事の分担は、お互いに納得する形で半分ずつにできているかなと思っています。でも決して、初めからうまくいったわけではなく、夫婦で話し合い、試行錯誤を重ねて、なんとか今の形に落ち着きました。

 家事の分担にあたってまず私が着手したのは、仕事に対する本気度を夫に伝えることでした。お花の仕事というと、趣味の延長のようなゆるいイメージを持たれることも多いもの。ですが、私は、従業員も抱えて全力で取り組んでいるので、どうしても、家事や育児にかけられる時間は限られてしまいます。

 夫とは、互いの仕事を尊重し合い、家事育児についてもフェアでありたいと願っていたので、そんなことも、ちゃんと話して伝えるようにしてきました。

 例えば、夫には、私が事業を立ち上げたときから、私より数字に強い夫への相談も兼ねて、会社の事業計画に意見をもらってきました。そうした場を持つうちに私の真剣さが伝わったようで、今や夫は、誰よりも心強い協力者です。

夫との家事分担は得意分野を生かしながら

 家事分担においては、得意分野を生かして役割を振り分けるようにしています。そのほうが、お互いの納得感が得られやすいんですね。

 例えば、整理整頓が得意な夫は部屋の片づけの担当。ゴミの分別をするのは私のほうが得意なので、分別とゴミ出しは私の担当。そんなふうに、お互いの特性を見ながら丁寧に決めていきました。

 それ以前は、家事項目をリストアップしてその真ん中で線を引くことで平等に分担したつもりになっていました。でも、この方法では、客観的な作業量は半分に見えたとしても、本人が感じている負担感は半分にはなりません。お互いの得意を生かせていないから、非効率なんですね。

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  • 朝起きたらママがいない。寂しがる長男に私ができること
  • 「男の子らしく」よりも「自分らしく」を尊重したい

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