いつもの公園遊びに一工夫するだけで、子どもの体や心、知能を刺激し、パパの運動不足解消にもなるというアイデアを紹介するこの連載。前回に続き、NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の体操のお兄さんを14年間にわたって務めた「よしお兄さん」こと小林よしひささんが登場します。

今回は子どもたちの大好きな鬼ごっこ。大人数で遊ぶイメージですが、子どもの心を知り尽くしたよしお兄さん流の鬼ごっこなら、パパと子どもだけで十分楽しめます。また遊ぶのが得意ではない子どもとの関わりや、公園で遊ぶことに不安や抵抗感があるパパへのアドバイスも必見です。

公園に慣れていないパパは、まずは「ベンチ入り」から

 体操のお兄さんを14年間務めてきましたが、その間にパパたちの育児への参加が進んだのを肌で感じています。お子さんと公園で遊ぶパパも増えてきましたね。「ママが多くて居心地が悪い」と感じるパパもまだ少なくないようですが、だからといって毎回ママ任せにしていては、いつまでも公園に慣れません。ここは思い切って公園デビューしてみましょう!

 「公園デビュー」と聞くとますます尻込みしてしまうかもしれませんが、基本的に周りのことはあまり気にせず、お子さんととことん向き合う時間だと考えてください。公園に慣れていないパパは、まずは公園に慣れましょう。最初から遊ぼうと思わずに、まずは「ベンチ入り」するのです。そう、文字通り、「子どもと一緒に公園のベンチに座る」ことが第一歩なのです。

「ベンチ入り」が公園デビューの第一歩だと、よしお兄さん
「ベンチ入り」が公園デビューの第一歩だと、よしお兄さん

 最初は、ベンチでお子さんと一緒に足をぶらぶらさせたり、芝生にごろんと寝転んでひなたぼっこしたりするだけでもいいと思います。「ちょうちょが飛んでいるね」とか「風が吹いてるね」など、目についたもの、肌で感じるものをお子さんと話してみましょう。それが何かしらの遊びにつながっていきます。

 お子さんと一緒に遊ぶときには、「いまどんなことができるんだろう?」「何に興味があるのかな」という点をよく見てあげてください。一緒に遊んでいると、「こんなに早く走れるようになったのか」とか「案外虫の名前を知っているんだな」などいろいろな発見があるはずです。遊びも大人には思いつかないようなことを次々に提案してくるので、その発想力にも驚かされるはずです。

次のページから紹介する遊び
●親子バナナ鬼…「手を上げて走る」動きが、腹筋や体幹のトレーニングにも
●アレンジたか鬼…公園のベンチや木を活用! ルールを楽しもう

次ページから読める内容

  • 鬼ごっこで養われる「先を読む力」
  • ルールを楽しみつつ「気持ちに寄り添う」遊びを
  • 「遊ぶのが苦手な子」にはパパが楽しむ姿を見せる

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