オリパラは、スポーツの素晴らしさを知るチャンス

 全55競技が開催される予定の東京オリンピック・パラリンピックでは、スポーツクライミングや3人制バスケットボール、スケートボードなど、子どもたちにも人気の「習い事」が競技として追加されています。品治さんは「自国開催ができれば、スポーツへの見方が変わるきっかけになる」と考えています。

 「ラグビーワールドカップでもそうでしたが、海外で開催するよりもホーム感があって、競技に親近感が湧きますよね。私自身、この仕事をするまでパラリンピック競技について知らないことも多かったものの、パラリンピックの競技にはオリンピックとはまた異なる感動があることが分かりました。何より、トップアスリートが頂点を目指す姿は、見ている人の心を打ちますよね」

 親子でスポーツの世界に親しみ、心を豊かに成長させるきっかけとなるオリンピック・パラリンピック。わが子がトップアスリートになる、ならないは別として、選手たちが大舞台に立つまでのプロセスを親子で想像したり、話し合ったりすることで、子どもにも新たな視野が広がっていくのかもしれません。

パラ・パワーリフティング競技 トレーニングの様子(写真提供:日本スポーツ協会)
パラ・パワーリフティング競技 トレーニングの様子(写真提供:日本スポーツ協会)

取材/武末明子(日経DUAL編集部) 文/梅田梓 イメージ画像/PIXTA