子どもの預け場所や仕事をどうするか、対策を考えておく

 短縮保育期間は特にトラブルなく過ぎ、無事に通常保育再開の日がやってきました。

 「保育園の状況や、仕事の対応など日常が変わってしまっていたので、ようやく日常に戻れる、という開放感がありました。先生たちも本当にうれしそうな笑顔で出迎えてくれました。休んでいた方も無事に復帰したようです」

 しかし「今後も心から安心することはできない」とAさんは言います。通常保育が再開された後も、保育園の感染対策は陽性者が確認される以前と特に変わっていないそうです。「これ以上、新たにできるような感染予防対策がないからかもしれません」

 今後も身近な場所で感染が確認される可能性はある、とAさんは考えています。「全国で感染者数が増えている以上、いつ身近な人やわが子、自分自身が感染するかは分かりません。非常時に子どもを誰が見るのか、仕事はどうするのか。そのことを念頭に置いて、パートナーや会社と話し合っておくことが必要だと実感しました」と、Aさんは話します。

取材・文/日経DUAL編集部 イメージカット/PIXTA