共働き子育て中の親が気になるあのニュースは英語でどう言うの? ジャパンタイムズ元報道部長の内藤陽介さんが説明する英語コラム連載です。

◆今回のテーマ
「自粛要請」 request for self-restraint

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、長らく学童や保育園の利用の自粛要請が続き、多くの働く親が、仕事と子育ての両立に悩みました。コロナをめぐる状況は、首都圏を中心に予断を許さず、心配な日々が続いています。今回は「学童」や「自粛要請」など、子育てに関する、なかなかすぐには思い浮かばない英語ボキャブラリーを見ていきましょう。

「学童」は3ステップで

 「学童」とは、放課後に適切な遊びや生活の場を与えて、児童の健全な育成を図る「学童保育」のことで、厚生労働省が所管しています。そこで、まずこの単語を押さえておく必要があります。

1 保育 childcare

 「保育」の英語には、他にもdaycareやnurseryが使われることもあります。次に、「放課後の」保育事業であることから、

2 放課後の after-school

 を加えて

3 学童保育 after-school childcare

 となるのです。朝から預かってくれる学童も含めて表現したい場合は、before- and after-school childcareともできるでしょう。日本と英語圏の制度は必ずしも一致するわけではないので、あくまでも日本の学童保育に近いものがafter-school childcareと考えてください。また、「児童館」は、children’s hallと言います。

「待機児童」は「順番待ちリストの子ども」

 保育園の「待機児童」問題が取り上げられて久しい状況ですが、英語ではどのように表現するのでしょうか。

次ページから読める内容

  • 「自粛」の「要請」は矛盾
  • 例文で応用編を見てみよう

続きは、日経xwoman登録会員の方がご覧いただけます

ログインはこちら
もっと見る