銀行口座登録のための準備物が多い

 PayPayはクレジットカードとひもづけて使うこともできますが、推奨されているのは、指定した銀行口座からあらかじめ利用金額を入金(チャージ)しておく方法です(残高が設定金額を下回った場合に自動で入金される、オートチャージ機能も設定可)。キャッシュレス事情に詳しい菊地崇仁さんによれば、「銀行口座の登録にはキャッシュカードやネットバンキングのログインパスワードなど準備するものが多く、少々手間がかかります。忙しいDUAL世代には、その点が最初のハードルかもしれません」といいます。実際にやってみました。

1、アプリストアからPayPayアプリをダウンロード

2、アプリを立ち上げて、携帯電話番号とパスワードを入力

3、2で入力した携帯電話番号にSMSで4桁のコードが送られてくる。それを画面に入力して認証完了。

4、「チャージ」をタップし、「チャージ方法を追加してください」を選び、「銀行口座を追加する」を選択、銀行の検索画面へ。通帳、キャッシュカード、暗証番号のほか、ネットバンキングの顧客番号やログインパスワード、ワンタイムパスワードなどを準備し、基本情報を入力していく(準備物は登録する銀行によって異なる)。

画像はみずほ銀行の口座を登録する場合
画像はみずほ銀行の口座を登録する場合

5、銀行のサイトへいったん移行。Kが登録したみずほ銀行の場合、「秘密の質問」の答えやネットバンキングの第二暗証番号などを入力した上で、口座登録が完了。

6、「PayPayマネー」の利用規約に同意して、名前や住所などの本人情報を入力

7、PayPayアプリの「チャージ」をタップし、チャージしたい金額を選ぶ

8、設定完了! 一度銀行口座を設定した後に、別の口座やクレジットカードを追加で登録することもできる。

 菊地さんが話していた通り、確かに、準備物が多くてやや手間がかかるなと感じました。では、ほかの○○ペイはどうでしょうか。Kは楽天カード会員なので、今回は楽天ペイも設定して使ってみることにしました。