共働きパパママ向けの「日経DUAL」、20~30代の若手女性向け「日経doors」、40~50代の働く女性向け「日経ARIA」の3媒体を合わせた「日経xwoman」がスタートして2月18日でちょうど1年。1周年を記念して、日経DUALのこの1年の記事の中から、編集部員たちが仕事と子育てを頑張るパパ・ママに読んでほしい記事を厳選して紹介します。また、日経doors、日経ARIAの各編集長にそれぞれのおすすめ記事も選んでもらいましたので、そちらもぜひお読みください。

 トップバッターは私、編集A。長女は2019年4月に小学1年生となり、この1年は「小学1年生の壁」という大きな山を乗り越えた年でした。長女は入学後、小学校にも学童にもすぐになじみ、表面的には順調な滑り出しを見せましたが、昼間学校生活を頑張る分、反動からか自宅では反抗的な態度を取ることが多く、親子の衝突が絶えない時期が半年ほど続きました。そんなストレスフルな生活の中で母親である私を支えてくれた記事や、教育費についての迷いを払拭するきっかけになった記事などを選びました。これから小学校の壁に立ち向かう方々は、ぜひ参考にしてください。

写真はイメージ
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「子どもが自発的に学ぶ」サイクル作りに役立った記事

親の過干渉、子の学びを妨げる原因に

自身が教育虐待のサバイバーであるライター、本庄葉子が、コーチングの専門家であるNPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事の菅原裕子さんに教育虐待が起きるメカニズムや予防法、起きてしまったときのリカバリー法について根掘り葉掘り聞き倒しました。子どもに対する干渉をやめるほうが、子どもの「学び」は深くなるのだそうです。一体どういうことなのでしょうか?



心身の疲弊を乗り越える上で心の支えになった記事

「子育てのつらさ」は人生のスパイス

共働き家庭は常に時間に追われていて、仕事でも家でも、やるべきことが山積みになりがちです。「子どもに十分に手がかけられていない」という罪悪感を抱いている方も少なくありません。そんな忙しい共働きの私たちでも、いい子育てはできるのか、という疑問に、大阪教育大学准教授の小崎恭弘さんが回答しました。



反抗期とママの大人思春期 重なるから修羅場に

イヤイヤ期や反抗期に怒りっぽくなるのは、子どもだけのせいだけではありません。ちょうど子どもが反抗期を迎える時期に、ママたちは「大人の思春期」に差し掛かるのです。専門医に詳しく解説してもらいました。



教育費や家庭教育について考える上で役立った記事

低学年からの塾通いに「ため期」逃がすリスク

中学受験を見据え、小学校低学年から学習塾に通う子が増えています。「うちも行かせるべき?」と迷う人に向け、早めに塾に通い出した場合の家計の見通しについて、教育費に詳しいファイナンシャルプランナーの竹下さくらさんに聞きました。



わが子をグローバル人材に 家庭教育7つのコツ

将来はグローバルに活躍する人材に育ってほしいと願う親は少ないのでは? 比較的ローコストで子どもをグローバル人材に育てるための親の適切な関わり方や家庭教育のポイントなど、7つのコツを専門家が伝授します。

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 「日経xwoman」の1周年を記念して、日経DUALの姉妹メディア「日経doors」「日経ARIA」から記事を紹介します。この機会にぜひ、姉妹メディアにも遊びに行ってみてくださいね。 ※登録会員、有料会員限定記事は、媒体ごとに設定されていますのでご了承ください。

姉妹サイト「日経doors」編集長のおすすめ記事
2019年2月に創刊した「日経doors」は、20~30代の若手女性向けWEBメディア。恋愛、結婚、就職、転職、学び……目の前に無限にある扉を、どんなときも自分らしく、自分の手で開けていく女性を応援しています。後輩たちが悩み葛藤する姿に共感し、前向きな挑戦心にエネルギーをもらえます。

0円で日本にいながら留学環境を作りだす方法 疋田万理

グローバル化が加速し、英語力がより問われる時代――でも、英語に自信なし、外国人にプレゼンなんてムリ…という人も多いのでは? そこで純ジャパ(帰国子女ではなく、海外留学経験なし)でも短期間で英語人材になる方法を紹介します。



暗闇ボクシング爆速成長 経営者は20代塚田姉妹

国内外に12店舗の暗闇ボクシングジムを運営するb-monster(東京・港)。25歳の塚田美樹代表、美樹代表の妹で24歳の眞琴取締役が経営する同社は、創業4年にして急成長を遂げています。ニューヨーク旅行をきっかけに起業を決意したという2人のキャリアと、今後の目標を聞きました。


姉妹サイト「日経ARIA」編集長のおすすめ記事
40-50代の働く女性の「働く・学ぶ・遊ぶ」を讃えるWEBメディア「日経ARIA」も、1年前の2019年2月に創刊しました。今はフルスピードで走るDUAL読者ですが、子育てがひと段落し、自分自身の人生に再び向き合い楽しむ時が来たら、大人世代へ上質な情報を発信するARIAをぜひご活用ください。

篠田真貴子「子育ては苦手。でも機嫌のいい母でいる」

篠田真貴子さんは、2児の母だ。「40代は子育て期にシフトするために転職し、働き方も変えた」という篠田さんだが、強い家族のチームをつくるために工夫したことは? 今、大きくなった高校生の息子と小6の娘と交わしている「仕事のような会話」についても聞いてみた!



五輪スイマーが見た紛争や貧困…国連職員に転身して奔走

オリンピックというひのき舞台で輝いたスポーツ界のヒロインたちの「その後」は、意外に知られていません。競技者人生がカセットテープのA面だとすれば、引退後の人生はB面。私たちの記憶に残るオリンピアンたちの栄光と挫折に迫ります。



妹たちへ キャシー・松井 乳がんサバイバーの恩返し

ゴールドマン・サックス証券副会長のキャシー・松井さんは、闘病を経験して「大切にしたいこと」が変わりました。今よりもっと女性が活躍する社会を実現するには、世間の固定観念を変えると同時に、女性自身の意識改革も不可欠だ、とエールを送ります。



佐藤可士和 子どもと一緒にCM制作費を想像するゲーム

佐藤可士和さんにとって、妻である悦子さんは辣腕マネージャーであり、『SAMURAI 佐藤可士和のつくり方』(誠文堂新光社)を著した良きパートナー。多忙な毎日の中、現在小学6年生の息子と過ごす時間は優先的に割くという佐藤さんが息子に伝えている、「価値と価格」の関係とは。


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