新型コロナウイルスの影響で一気に広まったリモートワーク。通勤時間がなくなり、家族と過ごす時間が増えたのはメリットですが「ランチの支度が面倒」という悩みをよく聞きます。そこで本連載では冷凍食品ジャーナリストの山本純子さんに、ランチにおすすめの冷凍食品を聞いていきます。おいしく食べるための保存法と調理法、栄養バランスのとり方なども併せて紹介します。

在宅勤務でも昼休みは貴重。「作る・片付ける」の手間を省ける冷凍食品とは?

 皆さん、こんにちは。冷凍食品ジャーナリストの山本純子です。昨年からのコロナ下生活で、リモートワークの日が増え、自分でランチを作っているという人も多いのではないでしょうか。お昼に料理するのもたまになら気分転換になりますが、頻繁だと面倒になってきます。夫婦いっしょのリモートワークの場合は、どちらが用意する?という問題も起こりそうですね。そこでおすすめなのが冷凍食品です。

 第1回のテーマは「本当に手間いらず」の冷凍食品です。

 オフィスワーク時は店に食べに行ったり、お弁当を買ってきたりするだけで済んだランチですが、リモートワークだと、「作る」「片付ける」という作業が必要になります。

 リモートワークとはいえ、お昼休みの時間は限られていますね。できれば、「作る・片付ける」に時間を使うよりも、ちゃんと休憩したいのではないでしょうか。せっかく家にいるので他の家事をしたい、ちょっと銀行や役所で用事を済ませたいという人もいるでしょう。

 そんなとき、「作る」をラクにしてくれるのがキンレイの「お水がいらない」シリーズです。キンレイは、だし汁も具もセットされたアルミ鍋入り鍋焼うどんがコンビニの人気商品ですが、その“中身だけ”を袋に入れたシリーズをスーパー向けに発売して10年。これが今大人気なのです。

袋から出して鍋で温めるだけでラーメンができる。水は不要

 そのキンレイの「お水がいらない」シリーズから今回お薦めするのは、冷凍ラーメン。スープ、麺、具が一体になっています。袋から出して、鍋に入れて火にかけるだけ。スープが溶けて、全体が温まれば食べられます。水を測って入れる手間も、麺をゆでた後の湯切りも不要で、具を用意する必要もありません。

 2月に新発売された「お水がいらない 東京醤油らぁ麺」はラーメン評論家の大崎裕史さんが設立したラーメンデータバンク監修の下、最近東京で人気の鶏清湯(とりちんたん)醤油ラーメンを商品化したもの。鶏と豚2種類のチャーシュー、メンマ、九条ねぎが盛り付けられています。

 もう一つ、「お水がいらない カドヤ食堂中華そば」は関西屈指の人気ラーメン専門店「カドヤ食堂」が監修した商品。素材、製法にとことんこだわる『プレミアムラーメン』を再現しながら、やはり、鍋に入れて火にかけるだけ。こちらは直火焼きチャーシュー、メンマ、白ねぎが盛り付けられていて、焼きのりが別添えされています。

「お水がいらない カドヤ食堂中華そば」、「お水がいらない 東京醤油らぁ麺」/ともにキンレイ。外食もしにくい状況下で、自宅で人気店や話題のラーメンの味を楽しめるのはうれしい
「お水がいらない カドヤ食堂中華そば」、「お水がいらない 東京醤油らぁ麺」/ともにキンレイ。外食もしにくい状況下で、自宅で人気店や話題のラーメンの味を楽しめるのはうれしい
「お水がいらない カドヤ食堂中華そば」、「お水がいらない 東京醤油らぁ麺」/ともにキンレイ。外食もしにくい状況下で、自宅で人気店や話題のラーメンの味を楽しめるのはうれしい