予約の取れない“伝説の家政婦”として大人気のタサン志麻さん。フランス人の夫・ロマンさんと共に、3歳・1歳の2人の息子さんの育児にも奮闘中です。志麻さんの「家族ごはん」に対する思いや考え方などを全6回シリーズでお届けしていきます。第2回は、仕事に子育てに忙しい志麻さんが実践してきた、大人のごはんと一緒に作れる簡単な離乳食をご紹介。志麻さん直伝のフランス流・離乳食レシピも紹介します。

離乳食は大人の料理と一緒に作る

日経DUAL編集部(以下、――) 志麻さんの家庭では、息子さんにどんな離乳食を作っていましたか?

タサン志麻さん(以下、敬称略) 長男はおかゆをよく食べてくれたのですが、次男は味覚がフランス寄りなのか、お米を使った離乳食を受け付けてくれなかったんですね。離乳食は野菜を使ったものが中心となりました。

 例えば、野菜のスープやポタージュをはじめ、普段の食事でメインの付け合わせとして出している、にんじんやじゃがいもなどの「ゆで野菜」をつぶして食べさせたり、鶏肉や豚肉の煮込みを作る際、仕上げの味付けをする前に具材を取り出して、つぶしてあげたりしていました。わざわざ子ども用に離乳食を作るのは大変ですから、家族のごはんを作る流れで一緒に作ってしまうのが楽ですよね。

―― 書籍『志麻さん式 定番家族ごはん』では、大人のごはんと一緒に作れる、フランス流の離乳食のレシピが紹介されていますね。フランスの家庭では、どんな離乳食を作ることが多いのでしょうか?

志麻 野菜を軟らかくなるまでゆでてつぶし、なめらかな食感にする「ピュレ」から離乳食を始めることが多いです。なかでもシンプルで食べやすい「じゃがいものピュレ」が定番ですね

フランス流離乳食、ミキサー不要で作れる「じゃがいものピュレ」。大人の料理の付け合わせとしても使えます。レシピは4ページ目で紹介します!(乳製品を使用します)


次ページから読める内容

  • 子どもは、親が食べるものをよく見ている
  • フランスでは離乳食にスパイスやハーブも
  • 離乳食にも、肉料理の付け合わせとしても使える定番料理
  • ピュレを少しアレンジして、いろいろな味に挑戦

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