仕事に育児にと忙しい毎日を歩んでいるDUAL読者の皆さんは、日々どんなことに関心を持ち、悩み、喜びを感じているのでしょう。そして、悩んだり、迷ったりしたときにお役に立てたのは、DUALのどのような記事なのでしょうか。この連載では、読者の皆さんの生の声をご紹介していきます。今回ご登場いただくのは、3歳の女の子を育てる、メーカー勤務ママのTさんです。

◆今回お話を聞いた読者:Tさん
年齢:35歳
仕事:メーカー勤務/企画
住まい:神奈川
子ども:3歳女の子
これまでの育児の最大の山:夫婦での育児シェア
今興味を持っていること:仕事でのスキルアップと子どもの習い事
私のお助けアイテム&情報源:生協宅配・Voicy・インスタグラム・日経xwoman DUAL

妻フルリモートVS夫フル出社の悩み

日経xwoman DUAL(以下、──) Tさんはメーカーの企画職で、復職して2年目ですね。

Tさん はい、0歳児クラスに入園して復職したのですが、娘が5月生まれだったのでほぼ1歳でした。復帰後はありがたいことにフルリモートで働けているので、育児との両立という点では楽だと思います。ただ、一方で夫がフル出社ということもあり、結果的に家事や育児の比重が私にばかり偏ってしまう状況にモヤモヤしている、というのが目下の状況です。

 勤務体系の違いはしょうがないことなのですが、園への送迎を私が担当しているため、私のほうが娘といる時間が長くなり、この状況が娘の「ママじゃなきゃ嫌!」につながってしまっています。その結果、夫が家にいても寝かしつけを私が担うことになったり、休日に用事があって出かけるときも娘に泣かれてしまい、後ろ髪を引かれる思いで出かけなくてはならなくなったり、という悪循環につながってしまっていて。

── 結局Tさんがずっと育児をすることになってしまうと……。

Tさん そうなんです。それに加えて、夫は手が空くと、まず家事をするタイプで。私としては家事ではなく、子どもにより多くの時間を使ってほしいなと思っています。最近DUALで「家事を固定&省略 朝を楽にする共働き親たちの知恵」の記事を読んだりして、「朝ご飯って毎日同じでOKなんだな」などと、共働き家庭の家事の勘所を得ているところです。不要な家事を手放すなどして家事の総量を減らせば、娘とパパの関係がもう少し近づき、私も「自分ばっかり」と思わず済むのではないか。そんなふうに考え、まずハードルが低めのお風呂をパパに任せてみるなど、いろいろと試しながら、ちょうどよいバランスを模索中です。

「3歳になった娘は、今砂遊びに夢中です」(Tさん)
「3歳になった娘は、今砂遊びに夢中です」(Tさん)