日経DUALはベビーシッター派遣会社にアンケート調査を行い、独自指標で配点、ランキング化しました。前回の記事で公開したランキング上位5社で、評価と分析結果を見ていきます。また、9つのベビーシッターサービスを編集部が実際にお試し! 使ってみないと分からなかった詳しい使用感についてもお伝えします。

【ベビーシッターランキング2017 特集】
(1) プロシッターと残念シッター DUAL読者50人の声
(2) 台頭するマッチング型ベビーシッター3社を比較
(3) 「ベビーシッターサービス企業ランキング2017」発表!
(4) ベビーシッターランキング上位5社の評価と使用感  ←今回はココ
(5) 病児保育フローレンス・お迎えシスターどう使う?
(6) DUAL読者に人気のシッター会社 選ばれている理由は?

2位~5位は得点が僅差

 日経DUALが独自の視点から採点した「ベビーシッターサービス企業ランキング2017」の1位~8位は、前回の記事で発表した通り。2017年10月に実施した読者アンケートの回答を参考にしつつ指標を作成し、点数づけを行った結果だ。実際に試した使用感も点数に反映させた。

 読者アンケートで「シッターサービスを選ぶ際に重視している項目」として多くの人が選んだのは、「手ごろな利用料金」と「企業やスタッフの信頼性」だった。1位のH社は、保育園や習い事の送迎サービスを30分から提供。通常保育(1000円/30分)は2時間からの利用だが、30分単位で計算するなど、小回りの利く使いやすさが得点につながった。同時に、シッターやサービスの質に焦点を当てた「質・信頼性」の項目のポイントが高く、そこそこ手ごろ感のある料金設定と質の高さが両立する点が、DUAL家庭のニーズに合った結果となった。

 2位~5位は63.5点、63点、62.5%と僅差に。ただ、個別の項目を見ていくと、「料金」「質・信頼性」「サービス」「ユーザー評価」などでそれぞれの特徴が色濃く表れ、ベビーシッターサービス選びで何を重視するかがはっきりしている利用者には選びやすいので、ぜひ参考にしてほしい。

 なお、次ページ以降、各社の紹介にある図版は、点数を分かりやすくレーダーチャートにしたもので、点数そのものではない。

 それでは、上位5企業についての評価と、実際にお試ししみてた使用感リポートを紹介していこう。

<次のページからの内容>
● 送迎利用は30分~/翌日予約も迅速に対応
● 病児ケアや家事も同料金/有資格者でも相性は大切
● 入会金・年会費が無料/子どもと一緒に楽しみながら家事も
● 対応率100%/「質・信頼性」ポイントはほぼ満点
●  送迎は1時間利用が可能/産前ケア・産後ケアも
● その他のベビーシッターサービスの使用感を紹介!