子どもの習い事は多くの親の関心事。「将来のためには〇〇」というのはよく聞く話ですが、二ノ宮さんは子どものやる気が第一で、「これをやっておかなくちゃ」という発想はないそうです。人が大きな力を発揮できるのは、何よりそれが「夢中になれるもの」であるとき。そう二ノ宮さんが考える背景には、マンガ家として仕事を始めたばかりの若い頃、好きではないことがどうしてもできなかった苦い経験がありました。

プログラミングよりも英語よりも…もっと運動してほしい

 今、世間では「これからはプログラミング」みたいに言われていますよね。これからの社会でやっていくには必須のスキルだとか。みんな子どもの将来が心配なんですよね。

 うちの子たちはマインクラフトに夢中ですが、次男のヒロ(小1)がPC版をやりたいって言いだしたんです。なんせヒロは「爆発させたい派」だから、お兄ちゃん(小4)とは違う世界でゲームしたいと思ったらしくて。ああ、それでパソコン操作やプログラミングを覚えるのもいいかなと思ってソフトを買ったら、難し過ぎてすぐにほっぽり出しちゃいました。

 最初は学校の図書室でマインクラフトの本をわざわざ借りてきて、見ながら操作をしようとしたんです。でも、ずっとニンテンドースイッチで簡単にやるのに慣れていたから「何でこんなに難しいんだー!」ってイラっとしちゃって。やっぱり私にそっくり(笑)。長男のコウも一時期プログラミングがやりたいと言ったのでやらせてみたことがありましたが、続かず。また挑戦したい気持ちはあるみたいなので、様子見です。

 私自身もプログラミングには興味ありますが、本人がその気になっていないのであれば、無理にやってほしいとは思いません。英語にしたって、旦那の二人の弟はどちらも留学してペラペラですけど、別に子どもの頃からやっていたわけではないですし。必要になれば身に付くものですよね。それよりも私は、海外に行ったときに身ぶり手ぶりでもいいから、人と話そうっていう気があるかどうかのほうがずっと大事だと思っています。引きこもっちゃう子っていますから。

 学生時代は剣道部、運動好きの体育会系親としては、子どもたちにはもっと体を動かしてほしい。何をやるにも体が資本じゃないですか。でも二人とも、私の子どもの頃に比べたらあまりにも運動しないので、そこにはすごく危機感を感じます。だからダンスやサッカーをやらせているところはありますね。

 とにかくもっと外で遊んでほしいんですけど、今の子はホントにゲームなんですよねえ。公園に集まったかと思うとゲーム。むしろ女の子のほうがサッカーして遊んでいたりして、たくましいですね。まあ、面白いものに行っちゃうのは仕方ないことですけど。

今年の冬休みは家族で京都に出かけた二ノ宮ファミリー。こちらは子どもたちが自分で選んだ御朱印帳。左の2冊は兄コウくん、右の2冊は弟ヒロくんのチョイス。好みの違いがくっきり