ワーママ&パパの皆さん、冬の感染症対策は進んでいますか?

 受験シーズンまっただなかに突入し、いよいよ実力を発揮する日も間近。「何とか無事に決戦の日を迎えさせてあげたい」とわが子の健康管理を最優先に考えているかたも多いのではないでしょうか。何しろ受験シーズン=インフルエンザの流行期。学級閉鎖やワクチン不足、といったニュースを聞くと気が気ではありませんね。でも、予防接種もしたし、手洗いも心掛けているという場合、あとは何をしたらいいのでしょう。

 そこで、受験生の親が知っておきたいインフルエンザ対策の最新情報について、「持続除菌」という新しい感染症対策を提案するメーカー担当者にお話を聞きました。

インフルエンザの感染経路は飛沫感染と接触感染

富士フイルム メディカルシステム事業部統括マネージャーの阿部洋史さん。「Hydro A<span style="font-family:arial;">g</span><sup>+</sup>(ハイドロエージープラス)」の企画を行い、院内感染では国内で先駆的な国立がん研究センターとの共同研究にも取り組んでいる。年間1000万人以上のインフルエンザ患者を減らしたいという思いから、「Hydro A<span style="font-family:arial;">g</span><sup>+</sup>」を一般家庭向けにも販売するプランが生まれたと語る
富士フイルム メディカルシステム事業部統括マネージャーの阿部洋史さん。「Hydro Ag+(ハイドロエージープラス)」の企画を行い、院内感染では国内で先駆的な国立がん研究センターとの共同研究にも取り組んでいる。年間1000万人以上のインフルエンザ患者を減らしたいという思いから、「Hydro Ag+」を一般家庭向けにも販売するプランが生まれたと語る

 毎年11月ごろから流行り始め、12~3月に流行のピークを迎えるインフルエンザ。その感染経路には飛沫感染と接触感染の2つのルートがあります。飛沫感染は咳やくしゃみをしたときに、ウイルスが飛び散り、口や鼻から吸い込んで体内に入ることで感染するルート。接触感染は、感染した人のウイルスが手からまわりの物に付着し、それに触った後、ウイルスが体内に入り感染するルートです。

 インフルエンザウイルスは、ドアノブや水栓金具、電車やバスのつり革、テレビなどのリモコン、机などの表面で2~8時間も生存するといわれています。もし感染した人が握ったドアノブに、わが子が触れれば、手にインフルエンザウイルスが付着。その手をきちんと洗わずに手づかみでスナックを食べたり、口や鼻や目を触ったりすることで粘膜を介して体内にウイルスが侵入してしまうのです。インフルエンザウイルスに感染するのを防ぐのはとても難しそうです。

 感染して発症すると高い熱が出たり、関節や筋肉に痛みが出ます。勉強どころではなくなってしまうので、受験生には特につらい病気です。学校保健安全法によって出席停止の期間が定められているので、かかってしまうと登校もできません。ましてや受験日当日にかかってしまったら……?

 「そんな後悔をしないために今日からしていただきたいのが、“インフルエンザウイルスの除菌”です」と話すのは富士フイルム メディカルシステム事業部統括マネージャーの阿部洋史さんです。阿部さんによると、インフルエンザウイルスの除菌に有効なアイテムがあるのだと言います。