フィルム技術から生まれた持続除菌の仕組み

 『Hydro Ag+』で拭いたところにできる膜は0.1ミクロンという薄さです。その中を銀イオンが動き回って菌やウイルスを捕まえます。

 これはどのような発想や技術から生まれたのでしょうか。阿部さんはこのように解説します。

 「昔から銀食器や銀歯に使われてきているように『銀』というのは高い安全性が確認されている物質です。しかも化学的に安定していて、性質が変わることがありません。富士フイルムには『銀塩写真フィルム』を製造してきている歴史があり、銀に関しては高い専門性と知見があります。その研究から銀を細かくしたり、物質中で分散させる技術が生まれました。また、プラスチックフィルムを製造する技術もあり、これが超親水性ポリマーの開発につながっています」

 今はデジタルカメラが主流になり使われることが少なくなりましたが、実は写真フイルムはフィルムの表面に銀を含んだコラーゲンが塗ってあるそう。「このため、常温で保管しても何十年も腐ったり、かびたりしません。この点に着目して、研究に着手したんです」と阿部さんは話します。

予防をしっかりしたうえで、除菌対策も取り入れよう

 インフルエンザの予防法は次の5つが基本です。

(1)マスクをする
飛沫感染を防ぐ効果が期待できる。菌やウイルスが付いた手で口を触わることを防ぐ効果もある。
(2)手洗い
接触感染のリスクをさけるため、外から帰ったら必ず手を洗う。特に指先を良く洗うとよい
(3)部屋を加湿する
湿度が低いとウイルスの活動が活発になり、気道粘膜の防御機能も低下してしまう。加湿器などを使って、50~60%を保ちたい
(4)規則正しい生活とバランスの良い食事
十分に睡眠をとり、バランスの良い食事をとることで免疫力アップにつながる
(5)インフルエンザウイルスの除菌
除菌を徹底すれば接触感染リスクを減らすことができる

 インフルエンザ対策は受験生だけががんばっていても意味がありません。家族がチームとなって取り組み、パパやきょうだいがウイルスを家庭に持ち込まないこと、持ち込んだとしても受験生が発症しないように日ごろから免疫力をつけておくことが大切です。もしも家族のだれかが感染してしまったら、家じゅうを徹底除菌して、接触により感染が広がるのを予防しましょう。そんなときに頼れるのが、持続除菌効果がある「Hydro Ag+」です。

 受験日当日にインフルエンザになってしまっては実力が出し切れません。受験さえできないかもしれません。後悔しないためにも、ぜひ5つの予防法を見直して、わが子をインフルエンザウイルスから守りましょう。

 次回は現役受験生ママと先輩ママの座談会の様子をお送りします。先輩ママは受験シーズンのインフルエンザ対策でどのようなことをしていたのでしょうか。マスクや手洗い、食事、生活リズムなど様々な角度から紹介します。どうぞお楽しみに!

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