暖炉風ヒーターで家族が集まるリビングに

 暖炉のある暮らし、憧れますよね。しかし、子どもが小さい家庭だと、怖くてなかなか置けません。まして、マンションなどの集合住宅では、とても無理。そんな環境でも手軽に設置できて危なくない暖炉ができました。もともとホテルやレストランのロビーなどBtoBで採用されていた製品をコンパクト化し、家庭用として販売されているディンプレックス・ジャパンの電気暖炉「Dinky Stove」です。

 電気暖炉は英国で生まれた製品。他にも似た製品はありますが、炎のクオリティーは「Dinky Stove」が抜きん出ています。LEDの光を自動で調整しながら明滅させることで、不規則なリズムでゆらめく炎を本物そっくりに再現しました。

 実際に部屋を暖めてくれるファンヒーターとして、デザインと実用性を兼ねているのもこの製品の魅力。スイッチを入れるとすぐに、本体下部から温風が吹き出します。カバー範囲は3~8畳なので、部屋全体のメーン暖房というより、寒い朝などのスポット暖房に最適です。

 「最大のメリットは、視覚の癒やしですね。炎の精度が上がり、本物の炎に見えます。じっと見ていても飽きることがなく、何となくホッとします。本物の炎と違い、お子さんが小さくても安全なのもうれしいところ。家族が集うリビングを作りたいのであれば、この製品はおすすめです

●Dinky Stove(ディンプレックス・ジャパン)

 最後にご紹介するのは、テレビやスマートフォンの音声を耳元で楽しめるシャープのウエアラブルネックスピーカー「AQUOS サウンドパートナー」です。これはいわゆるBluetoothイヤホンですが、首に掛けて装着するため、耳を塞ぐことがありません。着けていても、話し声や外の音を聞き取ることができます。

 約88gという軽量モデルなので、肩に掛けておいてもストレスなく、料理など家事中でも快適に使えるのがポイント。同梱の送信機を使えば、Bluetoothにありがちな映像と音声のズレが軽減されます。

 女性にとっては、本体カラーが男性向けのAV機器っぽい色だけでないという点も○。ホワイト系やブルー系などちょっとおしゃれなカラバリもあり、アクセサリー感覚で着けられるのもうれしいですね。

 「2台同時に同じ音声を聴けるので、ぜひ夫用と妻用の2台用意してみて。子どもが眠っている夜でも、テレビや音楽が大音量で楽しめます。子どもが増えてなかなか映画館に行けなくなった人も、これがあれば自宅のリビングが即席ホームシアターに! 昔のように、二人でゆっくり映画を楽しんでみては?」

●AQUOS サウンドパートナー(シャープ)

(解説/戸井田園子 取材・文/井上真花)