年末がやってきました。今年もまた、日経DUALの年末恒例企画、「DUAL家電大賞」を実施。数多くの家電の中から、DUAL世帯に本当に役立つ家電を発表します。選んだのは、本誌連載「家事メン育成家電」でおなじみの家電コーディネーター、戸井田園子さん。取り上げるジャンルは、AI搭載で賢く家事をサポートする「スマート家電」、手間をかけずに家を清潔に保つ「掃除家電」、ワンランク上の上質な食生活を楽しむ「キッチン家電」、自分ケアで日ごろの疲れを癒やす「ごほうび家電」の4つです。今回取り上げるのは「ごほうび家電」。さて、どんな家電が選ばれるのでしょうか。

【戸井田園子さんが選ぶ DUAL家電2018】
(1) AI搭載のスマート家電 2018年のベストバイは?
(2) 掃除家電 2018年のベストバイは?
(3) キッチン家電、2018年のベストバイは?
(4) 自分ケアに役立つ家電 2018年のベストバイは?←今回はココ

パパのマニア心をくすぐるコーヒーメーカー

 第4回で発表するのは、自分ケアで疲れを癒やす「ごほうび家電」。例年、ママを癒やすためのごほうび家電をご紹介していました。

 「今年は『家事メン育成家電』という連載をやりましたし、パパにもたくさん頑張ってもらったと思います。そこで、今年の家電大賞ではパパの心と体を癒やす家電もノミネートしてみました。ほったらかし調理家電やスマート家電などの時産家電(時間を生み出す家電)を上手に活用して確保したプライベートタイムは、ゆったり過ごしてくださいね」と戸井田さんは提案します。

 最初に紹介するのは、カフェ・バッハの田口護さんが監修したコーヒーメーカー、「全自動コーヒーメーカー CM-D457B」(ツインバード工業)。全自動だから、スイッチを入れるだけで豆をひくところから蒸らし、ドリップまで、全工程をワンストップで行います。

 一番の特徴は、自分好みの味を追求したい人のため、18通りの淹れ方ができるという点。豆のひき方は粗・中・細の3段階、湯温は83度と90度の2段階、蒸らし湯量はカップ数に合わせて3段階で設定できます。

 「ひき方×湯温×抽出量、それぞれ組み合わせを変えることで、同じ豆でも味が本当に変わります。さらにコーヒー豆を変えれば、パターンのバリエーションは無限大! こだわり派のパパが、思う存分、自分の味を追求できる機能を備えたコーヒーメーカーです

●全自動コーヒーメーカー CM-D457B(ツインバード工業)