年末がやってきました。今年もまた、日経DUALの年末恒例企画、「DUAL家電大賞」を実施。数多くの家電の中から、DUAL世帯に本当に役立つ家電を発表します。選んだのは、本誌連載「家事メン育成家電」でおなじみの家電コーディネーター、戸井田園子さん。取り上げるジャンルは、AI搭載で賢く家事をサポートする「スマート家電」、手間をかけずに家を清潔に保つ「掃除家電」、ワンランク上の上質な食生活を楽しむ「キッチン家電」、自分ケアで日ごろの疲れを癒やす「ごほうび家電」の4つです。今回は「キッチン家電」のベストバイを発表。さて、どんな家電が選ばれたのでしょうか。

【戸井田園子さんが選ぶ DUAL家電2018】
(1) AI搭載のスマート家電 2018年のベストバイは?
(2) 掃除家電 2018年のベストバイは?
(3) キッチン家電、2018年のベストバイは? ←今回はココ
(4) 自分ケアに役立つ家電 2018年のベストバイは?

「ワンオペからの解放」を実現するキッチン家電とは?

 今回発表するのは「キッチン家電」。今年も様々なキッチン家電が登場しましたが、前回の「掃除家電」編に続き、「ワンオペからの解放」をサポートする家電の中から今年のベストバイを選びました。

 忙しいDUAL世帯で妻が一人だけで毎日の食事を料理するとなると、すべて手料理だけでそろえるのは無理。たまに、店屋物や出来合いのお総菜に助けてもらうこともあるでしょう。しかし、これが「たま」ではなく「毎回」になってしまうと、健康への影響が気になってくるもの。

 「忙しくても、家族そろって笑顔で食事したい。家族が健康であるように、栄養たっぷりの食事にしたい。ただ、無理はしたくない。そんなDUAL読者に提案したいのは、手抜きはせず、丁寧に暮らしながら時間も心も余裕のある生活です

 そこで戸井田さんが提案するのは、「ほったらかし調理家電」の活用と、家族で「料理という家事」をシェアすること。今年発売されたキッチン家電の中から、この二つを実現する家電をご紹介しましょう。