インターネットとの連携で、常に快適な空調を保つエアコン

 最初にご紹介するのは、パナソニックの「Eolia WXシリーズ 19年度モデル」。これまでエアコンは、「寒い」「暑い」と感じたときに人がリモコンでオン/オフしましたが、これからは何もしなくても、常に快適な空調が保たれるようになります。その理由は、気象情報会社ウェザーニュースとAIとの連携にあります。

 「ウェザーニュースの気象情報を取り込んでAIが分析し、未来の室内状態を先読みして自動で動き、快適に空調します。気温はもちろん、PM2.5や花粉の飛散情報なども取得し、空気が汚れるタイミングを計って自動で空気清浄をスタート。先読みしてスイッチを切り替えていくことで、空気の状態を総合的にコントロールします」

 この先読み機能が、電気代の節約にも一役買います。「短時間の外出だけど、エアコンは消した方がいいのかしら」と悩んだことはありませんか? WXシリーズでは、搭載されている「つけっぱなし判定」機能が、エアコンをつけたままにした場合と消した場合のどちらが電気代の節約になるかを判定します。

 実はこれまでも、個々の住環境にあわせて空気の状態をコントロールする人工知能を備えたエアコンはありました。ただ、外部情報(ウェザーニュース)と連携し、先回りして空調を調整する機能を備えたのは、このEolia WXシリーズ 19年度モデルが初めて。「これがあれば、人は何も操作しなくてもいい時代の到来をいち早く体感できるはずです

●Eolia WXシリーズ 19年モデル(パナソニック)