保育園の子どもといっても0~3歳と、4~6歳ではだいぶ違いますよね。

 「これってホントなの?」という様々な子育てにまつわる疑問を、5つの年齢別に分け「子どもの年齢別 ウソ・ホント?スペシャル」としてお届けする本特集。

 今回は0~3歳の子どもを持つパパ・ママが日ごろ感じている心配事の中から、3つの疑問をピップアップしました。

【子どもの年齢別 ウソ・ホント?スペシャル特集】
(1) 【妊娠育休】夜泣き原因/虫歯うつる/パパの関与?
(2) 【0~3歳】ステロイド/食アレ誤解/スマホ子守り ←今回はココ
(3) 【4~6歳】ADHD?/計算勉強すべき?/中間反抗期
(4) 【高学年】ネットいじめ/性教育/理系脳は育つ?
(5) 【低学年】留守番年齢/中学受験と学力/スマホ影響

Q4 ステロイドの塗り薬、使うとやめられなくなるってホント?

 アトピー性皮膚炎をはじめ、皮膚疾患の治療に使われるステロイドの塗り薬(ステロイド外用剤)。生後2カ月ごろまでに診断されることの多い「乳児湿疹」が悪化して処方され、「副作用が心配…」とインターネットで検索しまくり、「使用し続けたら確かにきれいな肌になったけれど、やめたらまたもとのようになるのでは?」「結局、ステロイドの塗り薬は使うとやめられなくなるのでは?」と思った人もいるかもしれません。

 実際はどうなのでしょうか。国立成育医療研究センター・アレルギー科の大矢幸弘医師に聞きました。詳しい解説は次ページから。

●ステロイドの塗り薬の副作用とは
●将来にわたる影響はない?
●ステロイド外用剤の使用ポイント

Q5 離乳食、卵は早くスタートしたほうがいいってホント?

 皆さんはいつ、離乳食をスタートさせましたか?

 厚生労働省の「平成17(2005)年度 乳幼児栄養調査結果の概要」によれば、4カ月までに開始する層は、1985(昭和60)年度で47%、1995(平成7)年度で32.6%、2005年度で15.5(27年度版によれば15.3)%と徐々に減少。離乳食を始める時期は年々、遅くなってきています。

 その一つの要因として挙げられるのが、「食物アレルギーの発症が怖いから」というもの。赤ちゃんのうちに発症する確率が高いなら、離乳食を遅らせればいいのでしょうか? 昭和大学医学部小児科学講座講師の今井孝成先生にお聞きしました。詳しい解説は3ページから。

●「自然に治るのを待つ」は以前の治療法
●食物アレルギー治療の最先端ポイント3つ
●食品を食べ始める時期と食物アレルギーの関係は

Q6 スマホ子守りを続けると中毒になるってホント?

 電車に乗ったとき、ファミレスに入ったとき、カフェで、あるいは書店でちょっとの間、家事をスムーズにするため……子どもが騒ぎ出さないようにと、スマートフォンで動画を見せたり、ゲームをさせたりしたことがある、という人は多いのではないでしょうか? 子育て中、とても助かるツールながら、一方で「スマホ育児」「スマ放置」に関する議論は高まっています。

 大人の間でもスマホから離れると不安や孤独を感じたり、イライラしたりする「スマホ依存」は問題になってきていますが、子どもの場合もやはり、スマホ依存になってしまうのでしょうか? 5歳から80歳までの16万人もの脳のMRI画像を読影・解析してきた東北大学加齢医学研究所教授、瀧靖之先生にお聞きしました。詳しい解説は5ページから。

●乳幼児にとって、デジタルメディアは有益ではない?
●スマホに時間を費やすことで、喪失されるものとは
●子どもとスマホとの付き合い方のポイント

次ページから読める内容

  • 体内で分解させるので、将来にわたるような悪い影響が出ることはない
  • ステロイド外用剤から保湿剤に移行するポイント
  • 「自然に治るのを待つ」は以前の治療法
  • 食物アレルギー治療の最先端ポイント3つ
  • 食品を食べ始める時期と食物アレルギーには密接な関係がある
  • 今後は妊娠中にアレルギー発症を予防できる可能性も
  • 乳幼児にとって、デジタルメディアは有益ではない?
  • 様々な経験をする機会の喪失、コミュニケーション能力の低下が問題
  • WHOが「ゲーム障害」を新たな疾病として認定

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