おでかけしたりおうちで遊んだり、親子で楽しむ時間を子どもの学びにつなげているDUAL世代の皆さんの工夫を紹介するシリーズ。今回、話を聞いたのは、小3の長男(9歳)と、年少の次男(4歳)を育てる大学教員(理系)ママのSさん(41歳)。「進化や歴史などの大きな流れを理解し、広い視野を持ってほしい」と考えるSさんが、親子で楽しく遊びながら、ものごとの「つながり」を意識させるためにどんなサポートをしているのかなどを聞きました。

実践例:Sさんの場合(9歳と4歳を育て中のママ)

 「自分が子どものころは、社会や理科などの科目が分断されていて、それぞれのつながりを意識して学んだ経験がありませんでした」。大学でバイオサイエンスを学び、現在は大学教員をしているSさんは言います。

 「『すべての学びはつながっている』と気づいたのは大学に入ってからでした。できれば子ども時代にその『つながり』を知っていたかった。そのほうが目先の点数にこだわらず、学ぶことや人生をより楽しめるのかなと思いました」

 「自分の子どもには小さなころから学びのつながりを体感させてあげたい」と考えてきたというSさん。未就学児のころから、その方針をさまざまな遊びに取り入れてきました。

 その結果、長男は小3にして、進化や歴史の大きな流れを理解するようになり、親を驚かせるような発言をすることもしばしばと言います。Sさんは、工作や読み聞かせ、週末のおでかけなどでどんな工夫をしてきたのでしょうか。習い事にお金をかけない代わりに「あること」に惜しみなくお金を使う、「〇〇してもいい?」と親に聞く子どもにしない、などの方針で育ててきました。Sさんの「1本筋の通った」遊び・学びサポートを次ページから具体的にお伝えします。

長男が一生懸命すりつぶしているのは散歩中に収穫したドングリ。歴史マンガで縄文時代にドングリが食べられていたと知ったため、「どんな味?」と親子で実験
長男が一生懸命すりつぶしているのは散歩中に収穫したドングリ。歴史マンガで縄文時代にドングリが食べられていたと知ったため、「どんな味?」と親子で実験

次ページから読める内容

  • 年長から段ボールカッターを使ってくり抜きも
  • 何でも自由に試していい、親は制限や評価をしない
  • 片付けを意識させ過ぎない
  • 興味あるキーワードを広げて関連本を買っておく
  • ドングリ料理+歴史マンガ+おでかけで縄文時代を「体感」
  • 「決戦の地」で武将ごっこも
  • 息子のひと言にうれしくなった

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