┃DUAL親子の遊び&学びサポート┃ 2020年12月10日発行
小学校の授業で算数を学び始める前から、子どもは生活の中で出合う数や形に自然と興味を持つようになります。子どもの興味をさらに引き出すサポート役として、絵本を活用してみてはいかがでしょうか。数や形をテーマにした絵本を選べば、数学的な視点や考え方を身に付けたり、思考力を伸ばしたりする上でも役に立つかもしれません。
今回は、個別指導塾の算数講師を経て、現在は「幼児さんすう総合研究所」の代表を務める大迫ちあきさんに、算数への興味をかき立てる絵本の選び方や楽しみ方を教えてもらいました。記事後半では、大迫さんお勧めの未就学児向け・小学生向けの絵本も紹介します。

写真はイメージです
<目次>
数・形への興味と思考力を育む「算数絵本」10選
●数や形との出合いを遊びとして楽しむ
●算数の絵本を選ぶときに大切な3つのポイント
●「うちの子は何が好きか」を考えた選書を
●「算数が好き」という気持ちを育むために
●幼児さんすう総合研究所・大迫ちあきさんセレクトの「算数絵本」10選
次ページから読める内容
- 数や形との出合いを遊びとして楽しむ
- 算数の絵本を選ぶときに大切な3つのポイント
- 「うちの子は何が好きか」を考えた選書を
- 「算数が好き」という気持ちを育むために
- 数や図形への興味が自然に湧く 未就学児向け算数絵本
- いくつあるのか数えてみたくなる
- あたたかみのある絵で形と色を認識できる
- 絵を指さして数えながら数に親しめる
- 身近にある形に気づくきっかけに
- 大きさや数を比べる体験ができる
- 数学的思考や計算が楽しく身に付く 小学生向け算数絵本
- 足し算と引き算について理解できる
- 楽しいストーリーで割り算が身近に
- 「どれが好き?」の問いかけで思考力を伸ばせる
- スリリングな展開で100まで数えられる
- 声に出しながら九九に親しめる