┃DUAL親子の遊び&学びサポート┃ 2020年11月12日発行
例年よりも、おうちで過ごす時間が長い今年。親子で絵本を一緒に読んで「読書の秋」を満喫していますか? 絵本にはさまざまなジャンルのものがありますが、動植物や宇宙などをテーマにした絵本を選ぶと、本の世界を楽しみながら、自然に子どもの科学への好奇心も育むことができるかもしれません。
今回は、図書館などで年間270回の出前講座の実績を持つ科学読物研究会の坂口美佳子さんに、「科学絵本」の選び方や楽しみ方を教えてもらいました。記事後半では、坂口さんおすすめの未就学児向け・小学生向けの科学絵本も紹介します。

写真はイメージです
<目次>
好奇心育む「科学絵本」 動植物や宇宙の不思議
●絵本を読むことで直接体験がより豊かに
●科学絵本を読むときの3つのポイント
●「これ、なあに?」「どうして?」と聞かれたときは
●子どもの興味や関心にぴったりの1冊を
●科学読物研究会・坂口美佳子さんセレクトの「科学絵本」
次ページから読める内容
- 絵本を読むことで直接体験がより豊かに
- 科学絵本を読むときの3つのポイント
- 「これ、なあに?」「どうして?」と聞かれたときは
- 子どもの興味や関心にぴったりの1冊を
- シンプルな絵とユーモアが興味をかき立てる 未就学児向け科学絵本
- 空に浮かぶ「おつきさま」が身近な存在に
- 「食べるから出す」ということが分かる
- 自分の足と比べてみるのも楽しい
- 身近な植物のことをもっと知りたくなる
- 観察や飼育方法のヒントがぎっしり
- 子どもの興味・関心に合わせて選ぼう 小学生向け科学絵本
- 抜けた歯をきっかけに世界へ目を向けよう
- 算数の不思議を目で見て実感できる
- 月旅行のストーリーで宇宙への興味をかき立てる
- 楽しみながら生き物の多様性に触れる
- 新たな研究結果を踏まえて恐竜の謎に迫る
- 「違いがあることの豊かさ」に気づかせてくれる