お出掛けしたり、おうちで遊んだりと親子で楽しむ時間を子どもの学びにつなげるためには、親は子どもとどのように関わったらいいのでしょうか。DUAL世代の皆さんの工夫を紹介している本シリーズ。今回ご登場いただくのは、埼玉県で6歳(小1)の女の子を育てているSEママのKさん(36歳)。Kさん自身、多趣味で好きなことが多く、「好き」「楽しい」に満ちた人生の豊かさを実感してきたそう。そうした楽しんで生きる姿勢そのものを子どもに伝えたいと考えるKさんが、これまで実践してきたこだわりの遊び・学びサポートを紹介します。

実践例:Kさんの場合(6歳娘を育て中のママ)

 子どもの「好き」「楽しい」という気持ちや好奇心を大事にしているというKさん。こうした思いの背景には、Kさん自身の経験があります。

 「私は多趣味で小さい頃からさまざまなことにはまってきました。好きなことがたくさんあると毎日が楽しいということもありますが、大人になってからでは、仕事がうまくいかないなど、思い通りにならないことがあっても『週末には趣味のスノボに行ける』などと思うことで余裕が持てるなど、『好きなこと』は生きる上での逃げ場や休憩の場にもなってきました」

 さらに、「好き」「面白い」と思う気持ちは「知りたい」「学びたい」といったモチベーションにもつながってきたそう。

 「これまではまったものの中には『極めたい』と思うものもありました。私の場合、数年前に日本茶にはまり、久々の猛勉強の末、インストラクターの資格を取得するに至りました。好きなものだと自然と『もっと知りたい』という気持ちがわいてきて、仕事や子育てに忙しい状況でも頑張れるということを改めて実感しました」

 こうした自身の体験から、「好き」がたくさんあると人生が豊かになり、さらに「好き」を起点に「もっと知りたい」と深めていく中で、学ぶ楽しさも知ることができると実感しているというKさん。

 だからこそ、これまで娘を育ててくる中で、娘の反応に注意深く目を向け、娘の中で「面白そう」という気持ちが芽生えたときは、その気持ちを深めるためのサポートを大事にしてきたそう。現在小1の娘はこれまで、戦国時代を生きた浅井3姉妹や日本地図などに興味を持ち、自らその世界を深めてきたといいます。特に娘が年長のときに、浅井3姉妹をとりまく織田信長や浅井長政、お市の方などといった複雑な人間関係を家系図として書きまとめたといいます。そんなKさんの娘に対する「遊び&学びサポート」の工夫を次のページから具体的に紹介していきます。

次ページから読める内容

  • 興味を持ったらコンテンツを提供
  • 子どもが興味を持ったら即反応
  • 子どもだからと漢字を排除しない
  • 人生は楽しむものなんだと伝えたい

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