お出かけしたり、おうちで遊んだりと親子で楽しむ時間を子どもの学びにつなげるためには、親は子どもとどのように関わったらいいのでしょうか。DUAL世代の皆さんの工夫を紹介している本シリーズ。今回ご登場いただくのは、都内で5歳(年中)の女の子を育てているKさん(40歳/編集)。育児の中で大切にしているのは、絵本の読み聞かせだそうです。絵本を軸に子どもの心の経験や興味の幅を広げていくために、Kさんが実践している「遊び&学びサポート」をご紹介します。

実践例:Kさんの場合(5歳娘を育て中のママ)

 編集者として働きながら5歳の娘を育てるKさん。Kさん自身、幼い頃から絵本が好きで、図書館で読み聞かせや、パネルシアターのボランティアスタッフとして働く母について行っては、さまざまな絵本に親しんできたそう。

 「大人になってからも、昔読んだ絵本をよく思い出します。以前、こすずめが巣立ちをする瞬間を見る機会があったのですが、その時、幼い頃に読んだ『こすずめのぼうけん』(ルース・エインズワース作 石井桃子訳 堀内誠一画/福音館書店)という絵本を思い出しました。絵本の中でこすずめが味わう心細さや、ホッとした気持ちに自分の気持ちを重ね合わせて味わった、かつての感情まで鮮やかに思い出され、幼い頃絵本を読んだときのハラハラドキドキした感情の記憶が、今も心の原風景として残っていることを感じました。

 絵本をきっかけに、こうした自分の原風景を拾い集められることは、とても豊かなことだと感じています。だからこそ娘にも、いつも立ち戻れて懐かしく感じられる原風景を、絵本を通じて持ってもらいたいと思いました」

 絵本の選び方、買い方、読み方など、細部に至るまで工夫を凝らしながら子どもの世界を広げてきたKさん。子どもが5歳になった最近では、絵本で得た知識が他の知識とつながる瞬間があると言います。そんなKさんの「遊び&学びサポート」を次のページから具体的にご紹介します。

次ページから読める内容

  • 対象年齢を超えた絵本も読み聞かせる
  • 読み聞かせで大事にする目線とは?
  • 新しい絵本を買ってもすぐには子どもに渡さない
  • 子が興味を持たなかったら引っ込める
  • 子の「発見」を深めるために
  • 七不思議絵本に描かれる舞台を巡りたい

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