お出掛けしたり、おうちで遊んだりと親子で楽しむ時間を子どもの学びにつなげるためには、親は子どもとどのように関わったらいいのでしょうか。DUAL世代の皆さんの工夫を紹介している本シリーズ。今回ご登場いただくのは、甲信越エリアで6歳(小1)の女の子を育てているNさん(43歳/医師)。育児の中で大切にしているのは経験させること。子どもが経験を通じてさまざまな学びを得るために、Nさんが実践しているサポートをご紹介します。

実践例:Nさんの場合(6歳娘を育て中のママ)

 医師として忙しく働くNさんが育児の中で大切にしているのは、日常生活の地続きの中で、子どもにさまざまな経験をさせること。生き物の飼育、買い物体験、そして時にドレスコードのある大人レストランでの食事体験など、ジャンル問わずさまざまなことを子どもに経験させている背景には、「経験からの学びが財産になる」という考えがあるそう。

 「例えば、私はバイオリンが趣味で、音楽仲間と一緒に演奏する時間が大事な息抜きの時間になっているのですが、そのバイオリンも、親からいろいろな経験をさせてもらう中で出合いました。

 私の場合は習い事でしたが、習い事に限らずどんなことでも経験してみないことには楽しいかどうか分かりません。また、経験をすると『何でなんだろう?』と興味を深めるきっかけにもなります。つまり、『経験させること』には人生を膨らませていく可能性が詰まっている、ということです。さらに、子どもが生きていく上で必要な社会性についても、言葉であれこれ言うよりも、経験によって感覚的に理解できると考えています」

 ジャンルを問わずさまざまな経験をさせてきたことで、Nさんの子どもは、「観察を通じて発見する楽しさ」「プログラミング的思考力」「場に応じた振る舞い」「マネー感覚」など、多方面にわたる力を身に付けつつあるといいます。さらに小1になってからは貯蓄や節約の概念を身に付けるなど、親を驚かせるようなこともあるのだそう。親にとっての不得意分野や未知の領域で、子どもが何かやりたがるときは、積極的にネットを活用。それにも理由があるといいます。Nさんの「遊び&学びサポート」を次のページから具体的にご紹介します。

写真はイメージです
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次ページから読める内容

  • 親の興味や得意分野の範囲にとどめてはいけない
  • お手伝いで「全体の流れ」を意識させる
  • 未就学児の頃から大人レストランへ
  • 買い物体験で身に付いたマネー感覚

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