カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭、釜山国際映画祭など、世界各国で行われている映画祭。日本でも毎年10月に東京国際映画祭(TIFF=Tokyo International Film Festival)が開催されています。でも、「映画は好きだけど、子どもが生まれてからはなかなか見に行けないし、映画祭なんて敷居が高過ぎる」って思っていませんか? そこで、2人の子を育てながら映画を楽しんできた映画ライターの清水久美子さんのナビで、ただいま開催中のTIFFの楽しみ方をご紹介します。この機会に、子連れで映画祭デビューはいかが!?

 こんにちは! 映画ライターの清水久美子です。今年のTIFFは第30回というアニバーサリーイヤー! 例年に増して、多彩なラインナップが話題になっています。中でもデュアル世代に注目していただきたいのが、親子で楽しめる企画が盛りだくさんなこと。おすすめの5つの企画をご紹介しましょう。

親子で楽しむ!企画その1 話題の映画を野外でのんびり鑑賞

Cinema Arena 30(野外上映/無料)  https://goo.gl/zNPE7Q
 過去の上映作品6000本の中から、最高賞の東京グランプリ受賞作品や隠れた傑作まで、一挙に無料上映!  『ベイマックス』や『カールじいさんの空飛ぶ家』といったディズニー作品を野外で、ピクニック気分で楽しめるのが魅力。グランプリを受賞した実話ベースの『最強のふたり』は私のイチオシ映画で、子どもにもぜひ見てほしい、笑って泣ける感動作です。
●上映作品:『ベイマックス』『ウォーリー』『カールじいさんの空飛ぶ家』『タイタニック』『アルマゲドン』『乱』『ブタがいた教室』『湯を沸かすほどの熱い愛』ほか多数
『ベイマックス』(c)2015 Disney
『ベイマックス』(c)2015 Disney

『ブタがいた教室』(c)2008 「ブタがいた教室」製作委員会
『ブタがいた教室』(c)2008 「ブタがいた教室」製作委員会