プログラミングを学ぶとは「問題解決」を学ぶことでもある

「プログラミングは、自分で問題を解決する力を育んでいく能動的な取り組みです」と語る富士通ラーニングメディア ナレッジ事業本部 第一ラーニングサービス部の西村りささん
「プログラミングは、自分で問題を解決する力を育んでいく能動的な取り組みです」と語る富士通ラーニングメディア ナレッジ事業本部 第一ラーニングサービス部の西村りささん

  「私たちの教室では、ロボットをプログラムで動かしてレースします。面白いことに、同じ教材を使っていてもプログラムの組み方は、みんなバラバラ。だからスピードも走り方も、子どもによって違うんです。また、プログラミングにはエラーがつきもの。トライ&エラーを繰り返し1本のプログラムを完成させることを通じて、子どもたちにはプログラミングのスキルだけではなく、失敗をバネにして工夫する力もついていきます」

 F@IT Kids Clubは、SEへの教育・研修を長年提供してきた富士通ラーニングメディアが運営する小学生のためのプログラミング教室だ。現在は東京・品川の本校を中心に全国28カ所(2018年1月時点)の加盟校とともに展開している。講師はIT業界の豊富な知見と、人材育成の実績を持つ厳選されたスタッフが務める。4~5人の先生が一度に見る生徒の数は最大でも20人と、きめ細かな指導を行っている。

 前出の言葉は、その運営スタッフでもあり、講師の一人でもある富士通ラーニングメディア ナレッジサービス事業本部の西村りささんが、子どもたちを見てきて日々感じていることだという。

「プログラミングについての正しい認識が世の中に浸透していないこともあり、当社にも保護者の方から、『プログラミングをやらせると、子どもがゲーム中毒になるんじゃないか』といったご心配が寄せられることは珍しくありません。ただ、プログラミングとゲームはまったく違うものです。ゲームは基本的に、すでに作られたものを“受け身”の姿勢でやっていく。プログラミングは構成から始まり、自分で工程を考えて頭と手を動かす。そして自分で問題を解決する力を育んでいく、いわば能動的な取り組みなのです

 子どもたちはプログラミングを通してITスキルだけでなく、自分がやりたいことをどうやって可能にするか実際に行動できる力を養っていけるスクールなのだ。

F@IT Kids Clubでは最大20人の生徒を、4〜5人のスタッフがフォロー。子どもたちはときに自力で、ときにスタッフと話し合いながら課題に取り組む
F@IT Kids Clubでは最大20人の生徒を、4〜5人のスタッフがフォロー。子どもたちはときに自力で、ときにスタッフと話し合いながら課題に取り組む

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